過去データ取得、バックフィル、復旧、分析の新メソッドを Solana RPC に追加。既存 ERPC Solana RPC プランからそのまま試せる

ELSOUL LABO B.V.(本社:オランダ・アムステルダム、代表取締役 CEO:川崎文武)および Validators DAO が運営する ERPC は、本日、Solana RPC に Jet Analytics & Indexed RPC を追加しました。Jetstreamer 実装による self-hosted index を組み込み、過去データの取得、バックフィル、障害後の復旧、分析基盤の構築を進めやすくする新メソッド群を提供します。
対応メソッドは getTransactionsForAddress、getTransfersByAddress、jetTopPrograms、jetSlotStats、jetTpsTimeseries、jetEpochSummary、jetProgramStats の 7 種です。全 ERPC Solana RPC プランで追加契約なしに、現在の API キーとエンドポイントからお試しいただけます。
ERPC ダッシュボード: https://dashboard.erpc.global/ja
ERPC 公式サイト: https://erpc.global/ja
ERPC ダッシュボード内の Docs からすぐに試せる Jet Analytics

ERPC ダッシュボードでは、Solana RPC の利用状況・プラン管理に加えて、Docs 導線から Solana RPC Documentation を開き、Jet Analytics & Indexed RPC の各メソッドのリクエスト形式、パラメータ、レスポンス形式、利用上の注意点を確認しながら、同じ API キー、同じダッシュボードのまま検証を始められます。
これにより、Solana アプリの開発初期、analytics 基盤構築、既存 indexer の補完、障害後の復旧、過去期間の検証、利用者向け履歴表示、監視システムの再同期などで、必要な過去データを ERPC の Solana RPC プラットフォーム上から扱いやすくなります。
Jetstreamer 実装により過去データ取得を強化
Solana RPC は現在の状態や直近情報の取得には強い一方、過去 transactions、アドレス履歴、token transfers、program 実行状況、slot 単位の transaction 数、epoch 活動量を後から取得したい場面は多くあります。新しくアプリを始めるとき、ウォレット、Explorer、取引アプリ、analytics 基盤、監視、bot、AI エージェントは「過去に発生したデータ」を必要とします。
従来、こうしたバックフィルには専用 indexer、archive node、独自 DB、長時間の再取得処理が必要で負担が大きく、過去データを持った状態で開発を始めるのが難しい状況でした。ERPC は Jetstreamer 由来の self-hosted index を Solana RPC 基盤に組み込み、過去データ取得の実用性を高めました。
過去データを使えることがアプリケーション開発の開始地点を変える
過去データの高速取得は単に旧情報を見るだけでなく、アプリ設計、分析精度、利用者体験、運用復旧のすべてに関係します。ウォレットや Explorer はアドレス履歴表示、analytics 基盤は期間別の program 呼び出し・slot 処理量・TPS 推移、indexer や DB の事故時には欠落期間の補完が必要です。
リアルタイムデータ受信だけでなく、その後の確認、保存、補完、再取得、分析、監視までを含めた一連のデータ処理が重要です。ERPC の Jet Analytics & Indexed RPC は、この後段の過去データ処理と運用復旧を支える拡張です。
getTransactionsForAddress によるアドレス単位の過去トランザクション取得
getTransactionsForAddress は、特定アドレスに関係する transactions を取得する Indexed RPC メソッドです。slot、blockTime、signature、status の条件を組み合わせ、transactionDetails: "signatures"(signature/slot/transactionIndex/err/memo/blockTime/confirmationStatus を返す)と "full"(transaction/meta/version も付与)の 2 モードに対応します。レスポンスの paginationToken で次ページ、windowStart で現在の index に保持されている最も古い slot を確認できます。
getTransfersByAddress によるトークン転送の過去データ取得
getTransfersByAddress は、特定 owner address の SPL Token v1 転送データを取得する Indexed RPC メソッドです。inbound/outbound/any 方向、counterparty、mint、amount、blockTime、slot を組み合わせ、signature/slot/blockTime/type/fromUserAccount/toUserAccount/fromTokenAccount/toTokenAccount/mint/amount/decimals/uiAmount/feeAmount/transactionIdx/instructionIdx/innerInstructionIdx を含む row を取得します。solMode で wSOL を SOL とマージする merged と、分離する separate を選択できます。
jetTopPrograms によるプログラム利用状況の把握
jetTopPrograms は、指定時間範囲で呼び出し回数の多い program をランキング形式で取得します。since、until、includeVotes、limit を指定し、program ごとの invocations、errors、total_cus を取得できます。単純な transaction 数では見えない program 実利用量、compute units 消費、error 発生を高粒度で確認でき、新分野調査、注目 program 発見、負荷分析、監視対象抽出に利用できます。
jetProgramStats による program ごとの時系列分析
jetProgramStats は、特定 program ID について時間 bucket ごとの invocations、errors、total_cus を取得します。programIdBase58、since、until、bucketSec を指定。利用増加、error 増加、compute units 消費の変化、イベント前後の活動量、リリース後使用、異常な呼び出し増加を時系列で把握でき、DeFi、NFT、ゲーム、DePIN、AI x Crypto、監視、analytics ダッシュボードに有効です。
jetSlotStats による slot 単位の処理状況確認
jetSlotStats は、単一 slot または slot range について transaction_count、vote_transaction_count、non_vote_transaction_count、block_time を取得します。slot 単一指定または fromSlot/toSlot による範囲取得に対応。vote と non-vote を分離して見ることで、アプリ由来 activity と consensus 関連 activity を区別でき、障害調査、性能分析、データ欠損検証、監視ベースライン取得に利用できます。
jetTpsTimeseries による TPS 推移の取得
jetTpsTimeseries は、指定時間範囲に対して bucket ごとの total_tps と non_vote_tps を取得します。from、to、bucketSec を指定。TPS は単発の数値だけでは誤解を生みやすい指標ですが、total と non-vote を分けて取得できるため、アプリ由来の activity をより現実的に把握できます。analytics ダッシュボード、ネットワーク監視、研究、インフラ負荷分析、特定期間のトラフィック検証に有効です。
jetEpochSummary による epoch 単位の集計
jetEpochSummary は、指定 epoch について slots、non_vote_txs、vote_txs、total_txs、first_block_time、last_block_time、distinct_programs、program_invocations の集計を取得します。epoch 単位の集計は、Solana ネットワーク活動を大きな時間単位で把握でき、研究、レポート、長期的な利用傾向の確認、アプリ activity の時系列比較、インフラ負荷予測に役立ちます。大量の個別 transaction 取得なしに大規模分析を開始できます。
getTransaction 高速化から過去データ取得の拡張へ
ERPC は先日、Solana RPC の getTransaction を中心とした過去 transaction 取得性能を改善しました。今回の Jet Analytics & Indexed RPC はその方向をさらに広げる拡張です。getTransaction が単一 transaction の詳細取得を支えるのに対し、Indexed RPC はアドレス単位の過去データ、token transfers、program activity、slot stats、TPS timeseries、epoch summary を検索、集計、ページングしながら取得するための拡張です。
現在インデックスに保持されている範囲を確認しながら利用可能
Jet Analytics & Indexed RPC は ERPC が運用する self-hosted index に基づいて提供されます。各 endpoint が扱える過去範囲は index 保持範囲に依存し、getTransactionsForAddress・getTransfersByAddress は windowStart を返して最も古い slot を確認できます。バックフィルや復旧処理の設計では、対象期間、paginationToken、sortOrder、limit、filters、windowStart を組み合わせて段階的に取得することが重要です。
Explorer、ウォレット、indexer、分析基盤、監視、AI エージェントでの利用
Explorer・ウォレットはアドレス単位の過去 transactions・token transfers・利用者向け履歴表示、取引アプリや DeFi は資金移動・program activity・成功/失敗トレンドの検証、indexer・analytics 基盤は新規構築時のバックフィル・欠損補完・再集計・障害後復旧、監視システムは slot stats / TPS timeseries / program stats / epoch summary によるベースライン構築や異常検知に利用できます。
AI エージェントが Solana RPC から現在の状態を取得し、Jet Analytics & Indexed RPC から過去 activity、transaction history、token transfers、program stats、TPS trend を取得すれば、より文脈を持ったレポート、監視、通知、調査、開発支援が可能になります。
Solana RPC、WebSocket、Geyser gRPC、Shredstream、Indexed RPC を同じ導線で利用
ERPC は、Solana RPC、WebSocket、Geyser gRPC、Shredstream、VPS、ベアメタルサーバーを Solana 特化基盤として提供しています。今回の Jet Analytics & Indexed RPC により、リアルタイム配信に加えて、過去データ、集計データ、分析データも同じ Solana RPC 導線で扱えるようになりました。リアルタイムイベントの後追い確認(getTransaction)、過去期間の補完(Indexed RPC)、監視基準(slot stats / TPS timeseries)、program activity 分析を一体で組み合わせられます。
全 ERPC Solana RPC プランで利用可能
Jet Analytics & Indexed RPC は全 ERPC Solana RPC プランで利用できます。既存のご利用者の皆様も、追加の専用プラン契約なしに、現在の Solana RPC エンドポイントから新メソッドをお試しいただけます。各メソッドは Solana RPC Documentation の Jet Analytics & Indexed RPC セクションに追加されており、request 形式、parameters、response 形式を確認しながら検証できます。
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Solana 特化インフラとして過去データ取得と分析機能を拡張
ERPC は、Solana RPC を単なる API エンドポイントとして提供するのではなく、Solana アプリの実行品質を支える基盤として改善しています。HTTP RPC、WebSocket、Geyser gRPC、Shredstream、SWQoS、サーバー配置、バリデータ品質、ネットワーク経路、indexing、過去データ取得が、速度、安定性、復旧性、分析能力に直接影響します。
ELSOUL LABO はオランダ政府の研究開発支援制度 WBSO において 2022 年以降 5 年連続で承認を受けています。Solana RPC インフラ、バリデータ運用、リアルタイムデータ配信、過去データ取得、AI エージェントによる運用・開発支援の研究開発を継続しており、その成果は ERPC、SLV、SLV AI、AS200261 Solana 特化データセンターを含む各種サービスに反映されています。
お問い合わせ
Jet Analytics & Indexed RPC、Solana RPC、過去データ取得、バックフィル、復旧、分析基盤、既存プラン、構成相談に関するお問い合わせは、Validators DAO 公式 Discord にてサポートチケットを作成のうえ、ご相談ください。
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