
近年は、「お墓を持たずに自然に還したい」「故人の希望に沿った見送りをしたい」といった考えから、散骨を選択肢の一つとして検討する人が増えています。
一方で、散骨は従来のお墓とは異なる供養方法であるため、「後悔しないか」「親族の理解を得られるか」「散骨後に寂しさを感じないか」など、不安を抱える人も少なくありません。
そこで、離檀代行、墓じまい代行業者『わたしたちの墓じまい』(https://kaiso.or.jp/haka/)を運営する株式会社フーフー(本社:神奈川県藤沢市、代表:高木)は、過去5年以内にご家族の「散骨」を実施した男女100人を対象に、「散骨に関する実態調査」を行いました。
今回の調査では
- 散骨を選んだ最大の決め手
- 行った散骨の形
- 散骨を選ぶ際に重視したこと(複数回答可)
- 散骨を終えた後の率直な感想(複数回答可)
- 散骨して「よかった」と思うこと(複数回答可)
- 散骨後に「想定外だった」「困った」こと(複数回答可)
- 後悔しないために気をつけた方がよいこと(自由回答)
について設問を設定し、回答結果を集計しました。
本リリースでは、各設問の選択傾向と、結果から確認できたポイントを中心に調査結果を公開します。
図表素材は、報道・記事制作時の引用素材としてもご活用いただけます。
▼調査結果特設ページ
https://kaiso.or.jp/media/hakajimai-memorial/sankotsu/
1. 散骨を選んだ最大の決め手は「故人の意向」66.00%

過去5年以内にご家族の散骨を実際に実施した100人に「供養の中で散骨を選んだ『最大の決め手』は何でしたか」と尋ねたところ、「故人の意向」66人(66.00%)が最多となりました。
次いで「お墓を継ぐ人がいない」13人(13.00%)、「子世代に管理負担を残したくない」13人(13.00%)が続きました。
散骨は費用面や形式の自由度よりも、まず故人本人の希望を尊重して選ばれていることが分かります。
また、承継者不在や将来の管理負担といった現実的な事情も、選択の後押しになっています。
【内訳(人数)】(n=100)
- 故人の意向:66人(66.00%)
- お墓を継ぐ人がいない:13人(13.00%)
- 子世代に管理負担を残したくない:13人(13.00%)
- お墓の建立・維持費用を抑えたい:4人(4.00%)
- 故人の愛した場所に眠らせたい:3人(3.00%)
- 従来の宗教や形式に縛られたくない:1人(1.00%)
2. 行った散骨の形は「海洋散骨」71.00%が最多

「行った散骨の形は何ですか」と尋ねたところ、「海洋散骨」71人(71.00%)が最多となりました。
次いで「山林散骨」24人(24.00%)、「宇宙葬やバルーン葬」3人(3.00%)という結果でした。
散骨の実施形式は海洋散骨に大きく回答が集まっており、散骨の代表的な選択肢として定着していることがうかがえます。
一方で、山林散骨やその他の形式も一定数選ばれており、故人や家族の意向に応じて供養方法が多様化していることも分かります。
【内訳(人数)】(n=100)
- 海洋散骨:71人(71.00%)
- 山林散骨:24人(24.00%)
- 宇宙葬やバルーン葬:3人(3.00%)
- その他:2人(2.00%)
3. 散骨を選ぶ際に重視したことは「散骨する場所」73人、「業者の信頼性」51人

「散骨を選ぶ際に重視したことは何ですか」と尋ねたところ、「散骨する場所」73人が最多でした。
次いで「業者の信頼性」51人、「家族が同行できるか」34人が続きました。
費用の安さよりも、どこで散骨するか、安心して任せられる業者かどうかが重視されていることが分かります。
散骨は一度きりの供養であるため、場所の納得感と実施面の安心感が選定基準になっていると考えられます。
【内訳(人数)】(n=100/複数回答)
- 散骨する場所:73人
- 業者の信頼性:51人
- 家族が同行できるか:34人
- 実施費用の安さ:21人
- 手元供養(遺骨の一部残し)の有無:17人
- 散骨後の記念品や証明書の発行:14人
- その他:1人
4. 散骨後の率直な感想は「故人の願いを叶えられて満足」70人が最多

「散骨を終えた後の率直な感想は何ですか」と尋ねたところ、「故人の願いを叶えられて満足」70人が最多でした。
次いで「自然に還せて清々しい気持ち」45人、「どこか寂しさを感じている」26人が続きました。
散骨後の感想としては、満足や区切りを感じる回答が多い一方で、一定数が寂しさも抱えていることが分かります。
満足度の高さと、供養の拠り所がなくなることへの感情が併存している点が特徴的です。
【内訳(人数)】(n=100/複数回答)
- 故人の願いを叶えられて満足:70人
- 自然に還せて清々しい気持ち:45人
- どこか寂しさを感じている:26人
- お墓の管理から解放され安心:21人
- 供養としての実感が薄い:7人
- 特に何も感じない:1人
5. 散骨して「よかった」と思うことは「お墓の継承・費用の悩みが消えた」50人

「散骨して『よかった』と思うことは何ですか」と尋ねたところ、「お墓の継承・費用の悩みが消えた」50人が最多でした。
次いで「特定の場所に縛られず供養できる」45人、「形式に囚われない見送りができた」42人となりました。
散骨のメリットとしては、お墓の承継や維持費への不安軽減に加え、供養方法の自由度の高さが評価されていることが分かります。
従来型のお墓に伴う負担を見直したい層にとって、現代的な選択肢として受け入れられていることがうかがえます。
【内訳(人数)】(n=100/複数回答)
- お墓の継承・費用の悩みが消えた:50人
- 特定の場所に縛られず供養できる:45人
- 形式に囚われない見送りができた:42人
- 家族の絆が深まった:13人
- 故人を身近に感じられるようになった:13人
- その他:2人
わたしたちの墓じまいでは「永代供養」について、永代供養を検討している男女100名を対象に、「永代供養を検討し始めた理由」や「永代供養先を選ぶ際に重視すること」などを調査した記事を公開しています。
永代供養のメリット・デメリット・費用をはじめ、後悔なく行うポイントなどについても解説していますので、詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
▶︎ https://kaiso.or.jp/media/hakajimai-memorial/eitaikuyo-guide/
6. 散骨後に「想定外だった」「困った」ことは「特にない」が最多36人の一方「手を合わせる場所がなく寂しい」34人

「散骨後に『想定外だった』『困った』ことは何ですか」と尋ねたところ、「特にない」36人が最多でした。
一方で、「手を合わせる場所がなく寂しい」34人、「散骨後の記念碑や目印が欲しくなった」19人、「親族から後日不満が出た」15人という回答も見られました。
大きな問題はなかったとする人が最も多い一方で、散骨後の供養の拠り所や親族間の認識差に関する課題も一定数存在しています。
散骨を検討する際は、実施前の合意形成や、散骨後に故人を偲ぶ方法まで含めて考えておくことの重要性が示される結果となりました。
【内訳(人数)】(n=100/複数回答)
- 手を合わせる場所がなく寂しい:34人
- 散骨後の記念碑や目印が欲しくなった:19人
- 親族から後日不満が出た:15人
- 全骨散骨して手元に残さず後悔した:9人
- 散骨当日の天候や体調管理:8人
- 特にない:36人
7. 経験者に聞いた「後悔ゼロで散骨を行うためのポイント」
散骨後の満足度は高い一方で、「手を合わせる場所がなく寂しい」「親族との意見調整が大変だった」「全て散骨して後悔した」など、実際に経験したからこそ分かる注意点も見えてきました。そこで、散骨を経験した人に「後悔しないために気をつけた方がよいこと」を自由回答で尋ねました。
自由回答からは、
- 事前に親族の合意を得ておくこと
- 全て散骨するのではなく一部を手元に残すこと
- 手を合わせる場所を作っておくこと
といった点が、後悔しないためのポイントとして多く挙げられました。
以下に寄せられた自由回答を掲載します。
7-1. 事前に親族に合意を得ておく
【自由回答 一部抜粋】

自由回答からは、故人の希望を尊重していても、親族間で供養に対する考え方が異なると、後から不満や行き違いが生じやすいことが分かります。
散骨は自由度が高い供養方法だからこそ、実施前に親族と十分に話し合い、納得を得たうえで進めることが、後悔を防ぐうえで重要と考える意見が多々確認できました。
7-2. 「全骨」ではなく「一部」を残す検討をする
【自由回答 一部抜粋】

自由回答からは、全ての遺骨を散骨した後に、気持ちの整理の難しさや寂しさを感じるケースがあることがうかがえます。
そのため、散骨を検討する際は、全骨散骨だけでなく手元供養や記念品の有無も含めて検討し、後から故人を偲べる形を残すかどうかを事前に決めておくことを重要視する意見も見られました。
7-3.手を合わせる場所を作っておく
【自由回答 一部抜粋】

自由回答からは、散骨によってお墓の管理負担は軽減される一方で、故人を偲ぶ拠り所がなくなることに寂しさを感じる人がいることが分かります。
そのため、散骨後も自宅の仏壇や写真スペースなど、家族が手を合わせられる場所をあらかじめ用意しておくことが、気持ちの整理や継続的な供養につながると考えている意見が確認できました。
調査結果まとめ
本調査では、- 散骨を選んだ最大の決め手は「故人の意向」66.00%
- 実施形式は「海洋散骨」71.00%が最多
- 散骨を選ぶ際に重視したことは「散骨する場所」73人、「業者の信頼性」51人
- 散骨後の感想は「故人の願いを叶えられて満足」70人が最多
- 散骨してよかったことは「お墓の継承・費用の悩みが消えた」50人
- 一方で、「手を合わせる場所がなく寂しい」34人、「散骨後の記念碑や目印が欲しくなった」19人など、散骨後ならではの悩みも確認された
という結果が明らかになりました。
また、自由回答では、親族への事前説明と合意形成の重要性、全骨散骨ではなく一部を手元に残す選択肢、散骨後も手を合わせられる場所を用意しておく必要性などが挙げられました。
散骨は、故人の意向を尊重しやすく、お墓の承継や管理負担を軽減できる供養方法として支持されている一方で、後悔のない形で行うためには、実施前に家族・親族で十分に話し合い、散骨後の供養の在り方まで含めて準備しておくことが重要であることが分かります。
本調査結果の詳細データおよび図表素材は、以下の特設ページにて公開しています。
報道・記事制作時の引用素材としてもご利用いただけます。
▼調査結果特設ページ
https://kaiso.or.jp/media/hakajimai-memorial/sankotsu/
【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:過去5年以内に、ご家族の「散骨」を実施した男女
※本調査は「わたしたちの墓じまい」利用者に限定したものではありません。
アンケート母数:100名
実施日:2026年3月11日
調査実施主体:株式会社フーフー「わたしたちの墓じまい」(https://kaiso.or.jp/haka/)
関連ページ:https://kaiso.or.jp/media/hakajimai-memorial/sankotsu/
【わたしたちの墓じまいとは】

創業2002年、丁寧さと安さが自慢の、離檀代行、墓撤去工事、改葬手続き代行、格安永代供養紹介まで全て行う墓じまい専門業者。本社は神奈川県、全国に15の支店(加盟店)があり、日本全国からの依頼に対応しています。
【対応エリア】
北海道| 青森県| 岩手県| 宮城県| 秋田県| 山形県| 福島県| 茨城県| 栃木県| 群馬県| 埼玉県| 千葉県| 東京都| 神奈川県| 新潟県| 富山県| 福井県| 石川県| 山梨県| 長野県| 岐阜県| 静岡県| 愛知県| 三重県| 滋賀県| 京都府| 大阪府| 兵庫県| 奈良県| 和歌山県| 鳥取県| 島根県| 岡山県| 広島県| 山口県| 徳島県| 香川県| 愛媛県| 高知県| 福岡県| 佐賀県| 長崎県| 熊本県| 大分県| 宮崎県| 鹿児島県| 沖縄県
▶︎ 公式HP:https://kaiso.or.jp/haka/
▶︎ オウンドメディア:https://kaiso.or.jp/media/
▶︎ 公式YouTube:https://www.youtube.com/@TV-bs2sd
▶︎ 公式Instagram:https://www.instagram.com/hakabito/
運営会社:株式会社フーフー
設立:2002年
本社所在地:神奈川県藤沢市
会社概要:https://kaiso.or.jp/haka/privacypolicy/
お問い合わせ:https://kaiso.or.jp/haka/contact/
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