母は息子に過保護になりがち…。弟のいる私は、小さい頃から感じていました。今、母になった友人を見ると、やはり娘より息子にべったりくっついています。そして、周囲を見渡すと、息子も母親に甘えがちなようです。

そんな母と息子の関係が気になるのは、彼女の立場から。つまり、彼がマザコンなのかどうか…。

今回は、彼はマザコンなのか、その境界線を、私が実際に見聞きしたエピソードを紹介しながら、分析していきます。

 

18歳の息子は「僕」

先日、40代の男性から聞いた昔ばなし。彼は、高校生まで母親から「僕」と呼ばれていたそう。彼自身は「どの家庭でも、母は息子を僕と呼ぶ」と思っており、家に遊びに来た友人に指摘されるまで「18歳の男子が、母親から僕と呼ばれるのは当たり前ではない」のだと気付かなかったのだと言います。彼は、指摘されたことで「恥ずかしいからやめて欲しい」と母親にお願いしたそうです。

この場合、マザコン度はゼロ。小さな頃からの家庭内ルールについては「そういうものだ」と思い込んでしまいます。それが原因で、周囲から「マザコン?」と疑われることがありますが、こういう場合はマザコンではないので安心を。

 

部屋の片付け

自分の彼が、部屋の掃除を母親に頼っているのはちょっと嫌。でも、これもマザコン度は低い。「汚い部屋が許せない」と母が(勝手に)世話を焼いている場合が多いのです。

彼女が彼の部屋に遊びに行く度に掃除をして帰るようになると、母が部屋に入らなくなったという男子もいます。彼の家に行った時に、あなたが片付けてあげれば解決です!

でも、もしも、母の掃除はOKで、彼女に片付けられるのを嫌がるならマザコンの可能性アリなので、ちょっと注意が必要。