「40代の終わりに離婚した元夫とは、今も同じテニスサークルで顔を合わせています。

ふたりともテニスが趣味で、知り合ったのは別の場所でしたが、結婚してからは元夫が通っていたこのサークルに私が加入しました。

離婚の原因は元夫のモラハラだと私は思っていて、離婚の可能性を消さないために仕事をがんばって、母親として育児にも力を尽くしてきたつもりです。

父親の態度をよく見ていた子どもたちは、私が離婚したいと電話で話したときは、特に反対しませんでした。県外の就職先で生活できていることも、背中を押してくれたと思います。

離婚を切り出したとき、元夫は案の定怒って『許さないからな』と怒鳴りましたが、私が荷物をまとめて家を出て、実家で暮らすようになって半年後にようやく離婚届を提出できました。

嫌だったのは、元夫がサークルの仲間に離婚について私の一方的なわがままだと話していることで、それを聞かされたときは本当に腹が立ちましたね……。

家事も育児もろくにせず、ひとりだけサークルに出ていくような元夫との結婚生活について、離婚したのだからもう気にすることはないと思えて、仲間たちに打ち明けました。

元夫の話とまったく違う内容に仲間は驚いて、『気にせず通えばいいよ』と言ってもらえたのがうれしかったです。

本当はサークルは辞めようと思っていたのですが、こんなことがあり仲間たちの気持ちも無視できなくて、結局は今も足を向けています。

元夫は私を見ると気まずそうな顔をして、姿を目に入れるのも嫌だけれど、離婚後まで私の価値を下げられるのは、やっぱり耐えられません。

意地かもしれませんが、自分の居場所のひとつとして、これからも仲間たちと楽しみたいです」(50代/教育)

離婚の原因について、真実とは違うことを周囲に吹聴する元配偶者を知れば、嫌な気持ちになるし対策が必要になることもあります。

共通する知人がいる場でそうなると、許せないと思うのは当たり前ですよね。

一方で、ストレスを抱えながらその場に居続けるのも自分のためとは言い難く、元配偶者の気配のない生活を考えるのも、大切ではないかと感じます。