伊勢志摩で“見学できるDX事例”をともにつくる参画企業を募集
IXホールディングス株式会社(本社:三重県伊勢市、代表取締役社長:浜田吉司)のグループ会社であるIXデジタル株式会社(代表取締役:神山大輔)は、自社グループ10社で実践してきたDXを地域の中小企業へ広げる「地域版DXエコシステム」を、地域の企業とともに本格的に始動します。その第一歩として、まずは数社の参画企業を募集します。「おにぎりせんべい」で知られる当グループが現場起点で積み上げてきた電子化のノウハウを共有し、伊勢志摩に“見学できるDX事例”を増やしていくことを目指します。

■なぜ“仲間”と始めるのか ― 現代版おかげ参り
江戸時代、人々は伊勢参りを通じて各地の文化や知恵を持ち帰り、自らの地域を豊かにしていきました。IXデジタルはこの「おかげ参り」になぞらえ、「伊勢に来ればDXのヒントを持ち帰れる」“現代版おかげ参り”を構想に掲げています。一社の取り組みにとどめず、地域に開かれた“見学できる事例”を増やすことで、視察・研修で人が訪れ、地域経済にも波及していく――その実現に向けて、まずは数社の参画企業と取り組みを開始します。
■一緒に取り組むこと
【提供するもの】
- DX導入の伴走支援
- マスヤグループの実践ノウハウ共有
- 地域企業同士のネットワーク形成
【お願い】
- 事例公開や工場・現場見学へのご協力(“見学できる事例”として地域に開いていただく)
※あわせて、地方企業が導入しやすい価格・契約のあり方についても、パートナー企業と検討を進めています。
■参画企業募集
- 工場や作業場など「現場」を持ち、紙の帳票や手作業に課題を感じている
- 自社の取り組みを地域に開いていくことに、経営者が前向き
- 業種は問いません(マスヤとは異なる業種ほど、横展開のモデルになります)
まずは参画企業の皆さまとともに、伊勢志摩のDX事例群をつくっていきます。
■背景:現場起点で積み上げてきたDX
グループの祖業である株式会社マスヤは1965年に創業。三角形の醤油味でおなじみの『おにぎりせんべい』は、発売以来半世紀以上にわたり親しまれるロングセラーへと育ちました。一方でグループ各社のシステムは長くそれぞれ独立して運用され、当時の事業環境のなかで専任の情報システム部門を置かずに運営されてきました。
転機は2019年、大手IT企業で長年DXの導入支援に携わってきたCIO・神山大輔が加わったこと。まずSlackやZoomPhoneなどでコミュニケーション基盤を統一し、設備投資を抑えながら基盤を刷新しました。その後、DXの3段階(電子化→業務改革→価値創出)を一歩ずつ前進させてきました。
- 帳票の電子化:紙のフォーマットをそのまま再現できる現場帳票システムを採用。年間約3万枚の紙を削減し、自動計算で集計ミスも解消。
- 現場発のIoT:社員自身がセンサーを学び、製品カウントシステムを内製。勘と経験に頼っていた生産管理を“データによる管理”へ。
- 品質管理AI:スタートアップとのオープンイノベーションにより、安価なカメラとAIで高精度の品質管理を実現。

これらの取り組みは外部からも評価され、2024年に経済産業省主導の「DXセレクション」に選定、同年秋には「関西DXアワード」中堅・中小企業部門で金賞を受賞しています。
■今後の展望
「後継者不足・人手不足・デジタル化の遅れ」という地方中小企業に共通する課題に対し、伊勢志摩から発信するこのモデルは全国への横展開が可能だと考えています。最初の数社とともに事例づくりを進めながら、地域の企業・自治体・スタートアップと連携し、伊勢志摩を“地方中小企業DXの聖地”とするビジョンの実現に取り組んでまいります。
■参画のご相談・お問い合わせ
IXデジタル株式会社 代表取締役 神山大輔
メール:daisuke_kohyama@ix-digital.jp
電話:050-1790-0872
■(ご参考)Forbes JAPANでのご紹介
当グループのDXと、伊勢から描く地域再生のビジョンが、ビジネスメディア「Forbes JAPAN」で紹介されました。記事では、情報システム部門のないところから始まった現場起点のDX、地域ぐるみの構想“お伊勢DX参り”、そして地方ならではの“人と人とのつながり”を生かした普及モデルが取り上げられています。媒体:Forbes JAPAN(Web)
記事タイトル:「伊勢の『おにぎりせんべい』で地方DX革命を見た」
掲載日:2026年6月3日
記事URL:https://forbesjapan.com/articles/detail/98405
Forbes Japan(Web)
■IXデジタル代表取締役 神山大輔コメント
「ここまで来られたのは、現場の仲間が新しいやり方に粘り強く付き合ってくれたおかげです。私たちが大切にしているのは、最先端の技術を入れること自体ではなく、現場で働く一人ひとりの仕事をやりやすくし、笑顔を増やすこと。伊勢には、知恵を持ち帰って地域を豊かにしてきた『おかげ参り』の文化があります。今度は、その輪を地域の仲間とともに広げていきたい。一緒に“見学できるDX事例”をつくってくださる方と出会えることを楽しみにしています。」


IXデジタル株式会社
■所在地:〒519-0502 三重県伊勢市小俣町相合1306
■URL:https://ix-digital.jp/
■代表電話番号:050-1781-5541
【会社概要】IXホールディングス株式会社
■所在地:〒519-0502 三重県伊勢市小俣町相合1306
■URL:https://ix-holdings.jp/
■電話番号:0596-22-0297

1965年三重県の伊勢市に食品会社として創業。以来、伊勢志摩の地に深く根ざしながら、食品・酒造から高齢者介護、観光、ホテル、結婚式場、飲食とその事業領域を拡大してきた。
地元である三重県伊勢志摩地域(I)を、新しい時代に向けて力強くトランスフォーム(X)させたいという思いで2023年1月1日に株式会社マスヤグループ本社から現在の新社名へ変更。
【グループ企業】
<マスヤグループ>
・株式会社マスヤ
・株式会社日乃本米菓製造
<IXグループ>
・株式会社伊勢萬
・株式会社伊勢萬トレーディング
・株式会社エムケイ・コーポレーション
・株式会社志摩地中海村
・オランジェ株式会社
・株式会社伊勢志摩ツーリズム
・IXデジタル株式会社
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