誰もが知っている “シンデレラ・ストーリー”
周囲の人々の命じるまま、働き続けるシンデレラ。冷酷なまま母やイジワルな義理の姉たちだけでなく、教会の大時計さえもが毎朝、辛い労働の日の始まりをシンデレラに告げます。
それでも夢見ることだけは誰も止められません。シンデレラはいつか願いが叶うと強く信じ続けます。
ある時、宮廷舞踏会への招待状が届き、シンデレラがやっと夢が叶う時がきたと喜んだのもつかの間、まま母トレメイン夫人に焚き付けられた義理の姉たちはシンデレラのドレスをビリビリに破いてしまいます。
シンデレラが希望を失いかけた時、妖精のおばあさんが現れ、「ビビディ・バビディ・ブー」という呪文とともに魔法の杖を一振りすると、カボチャは壮麗な馬車に、そしてシンデレラのボロボロの服は光り輝くドレスに変わり、シンデレラは宮廷舞踏会に出かけて行きます。
でも、深夜の12時になった途端、魔法は解けてしまいますー。
しかし、勇敢な友だちのネズミたちの助けとガラスの靴のおかげで、シンデレラの物語は最高のハッピーエンドで終わるのです。
ディズニーの「古典」と言われながらも、“シンデレラ・ストーリー” がもつ魅力は色あせることがありません。
その証拠に、『シンデレラ』は1953年の日本公開以来、ディズニー・アニメーションでは最多となる6回の劇場公開を記録した作品です。
そして2015年の今年は、実写版も公開。“シンデレラ・ストーリー” は、65年たった今でも語り継がれています。
4月には実写版も公開! 今こそ見返しておきたい『シンデレラ』
4月25日(土)にディズニー映画『シンデレラ』が公開されます。
実写版として描かれるこの作品は、アニメーションの『シンデレラ』をもとに、現代らしいプリンセス像を実写ならではの表現で描き、非常に質の高い作品として仕上がっています。
D*MANIA - 『シンデレラ』実写化!見てわかった、映画に込められたディズニーの熱いメッセージ
実写版でも、アニメーションの『シンデレラ』が持つ要素は大切に残されており、アニメーションのオマージュシーンがいくつも含まれています。
実写版の公開前にもう一度、原点となったアニメーションを見ておくと、より楽しめるでしょう。