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3月14日に公開された、ディズニーの『イントゥ・ザ・ウッズ』。

『レ・ミゼラブル』等を超え、今世紀の実写ミュージカル映画で、NO.1のオープニング記録を樹立。その圧倒的なミュージカルシーンの豊かさが話題になっています。

そんな『イントゥ・ザ・ウッズ』の中でも、特徴的なキャラクターが、メリル・ストリープ演じる魔女。

今回、『イントゥ・ザ・ウッズ』の魔女がディズニー歴代の魔女とどのように違うのか、D*MANIAが独占取材をしました。

 

美しさを願う女王:『白雪姫』

1937年公開『白雪姫』に登場する女王(魔女)は、最も広く知られた魔女かもしれません。

魔法の鏡に「この世で一番美しいのは誰?」と問いかけ、鏡が白雪姫と答えると、彼女を家来に殺させようとする彼女。

自身がこの世で一番美しくありたいという願いのためなら、全く躊躇なく、まだ子供の白雪姫を殺せるという、非常に悪役らしい、恐ろしさを表した魔女です。

 

復讐を企む海の魔女アースラ:『リトル・マーメイド』

1989年公開『リトル・マーメイド』に登場するアースラは、海の魔女。

昔、海の王国から自分を追い出したトリトン王を恨んでおり、復讐のためにもトリトン王に代わり海の支配者になろうと企んでいます。

手下のウツボ、フロットサムとジェットサムを利用し、王子に恋をして地上に出ることを願うアリエルの願いを叶えるふりをして近づきます。

アリエルを人質に、トリトン王から王位を奪うことを企むアースラは、復讐のために燃える恐ろしい魔女として描かれています。

 

怒りに任せて呪いをかける恐ろしい魔女マレフィセント:『眠れる森の美女』

1959年公開『眠れる森の美女』に登場する魔女はマレフィセント。

オーロラ姫の誕生日に自分だけ招かれなかったことを恨み、「16歳の誕生日に糸車の針に刺されて死ぬ」という呪いの言葉を姫に贈ります。

さらに姫を助けに来たフィリップ王子とは、ドラゴンに変身して戦うという、非常に魔女らしい魔女。

誕生日に呼ばれなかった怒りに任せて呪いをかけるという点でも、絶大な力を持つ悪の存在としての存在感は抜群です。

これまで紹介してきた3人の魔女は、歴代ディズニー長編アニメーションの中でも、かなり有名な魔女達です。

彼女たちは自身の欲望や復讐のため、他人に害を加える事を躊躇しない、絶対的な力を持つ悪役として描かれています。

ディズニーの歴代アニメーションでは、このように、魔女は多くの場合、悪役として認知されているといえるでしょう。

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