α世代の6割がAIを日常的に利用。接触時間がInstagramに並ぶ現状が明らかに。東急エージェンシーが調査

東急エージェンシーは6月30日に、同社の運営する次世代の消費を担うα世代関連のマーケティング活動を支援するα世代デザインファーム「αFind(アルファインド)」が、小学校高学年(おもに10~12歳)の男女を対象に実施した、「α世代のAI利用実態について」調査の結果を発表した。同調査は、3月20~22日の期間に10~12歳の男女(α世代)および16~29歳の男女(Z世代)に対して行われ、4237件の回答を得ている。

小学校高学年を対象に「AI利用に関する意識調査」を実施

調査対象者に、AIを利用しているかを尋ねたところ、「利用している」とする回答は60.5%を占め、α世代にとってはAIがすでに主要なツールになりつつあることが明らかになった。

メディアごとの、1日あたりの接触時間を尋ねた質問では、「AI」(31分)が「Instagram」(28分)、「X」(24分)を上回り、年齢制限などのハードルが存在する主要なSNSに代わって、気軽にアクセス可能なAIが日常の主要な接触メディアとして台頭している。

自身にとって、AIはどのような存在かを尋ねたところ、「気を使わずに話せる『友だち』」(42.9%)がもっとも多く、「いつもそばにいる『ペット』」(27.0%)、「便利な道具」(21.6%)がそれに続いた。

恋愛に悩んだとき、誰に相談するかを尋ねた質問では、α世代の21.6%が「AI(ChatGPTなど)」と答えており、「友だち」(21.6%)と同率であるとともに、「親」(10.8%)の倍に達している。

AIから納得のいかない回答が返ってきた際の対応を尋ねたところ、α世代では「指示(プロンプト)を変えて何度でもやり直させる」という回答が72.9%を占め、Z世代(62.2%)を大きく上回った。

AIは道具か、それとも友だちかを尋ねた質問では、α世代の56.7%が「AIは一緒におしゃべりしたりする友だちみたい」と答えている。

AIの使用に対する懸念があるかを尋ねたところ、α世代では「とても不安である」という回答が43.2%に達し、Z世代(22.6%)よりも高い割合を占めた。

AIの使用に対する具体的な懸念点としては、「AIに頼り過ぎてしまうことで、自身で考える力がなくなってしまうのではないか」といった不安が多く寄せられている。