「ジャパンアクションアワード2015」が20日、東京都内で行われ、ベストアクション女優賞を受賞した武井咲、秋元才加、清野菜名、山本千尋をはじめ各部門の受賞者が出席した。
『るろうに剣心 京都大火編』と『るろうに剣心 伝説の最期編』でのアクションが評価された武井は「(受賞は)申し訳ないぐらい。佐藤健くんや土屋太鳳ちゃんなど体のキレが良い人たちの中でやらなくてはならない、苦しい環境でした」と撮影を振り返った。アクションについては「自分のどんくささに自分で引きました。練習のビデオは本当に見られないぐらい」と笑わせた。
「牙狼〈GARO〉―魔戒ノ花―」で受賞した秋元は「ワイヤを使った本格的なアクションは初めてで楽しかったです。相手役の方との間合い、緊迫した静かな一瞬が、自分でもすごく集中していると思えて気持ち良かった」と喜びを語った。今後のアクション作品への出演についても「何でもやりたいと思っています。いつどんな仕事がきてもいいように心身ともに鍛えていきたい」と語った。
『るろうに剣心』2作は、武井と土屋のベストアクション女優賞、佐藤のベストアクション男優賞に加えて、ベストアクションシーン賞、ベストアクション監督賞、ベストアクション作品賞を受賞し、MVPも獲得した。
土屋からはビデオメッセージ、佐藤からはメールでコメントが届き、武井は「『るろうに剣心』と呼ばれた時はすごく、すごくテンションが上がりました。健くんに伝えて、この喜びを分かち合いたい。“イエーイ!”って感じです」と喜びを語った。
またこの日は、34人のスタントマンが1分間での連続階段落ちを特別パフォーマンスとして披露した。客席で見守っていた秋元は、「もし階段落ちのオファーが来たら」との問いに「やります!」と即答。武井も「見ていると楽しそうだったのでやらせていただきます。けがのないようにやってみたいと思います」と語った。