「妻とは、価値観の違いや家事の負担の大きさなどでずっと不仲が続いており、離婚は自分も考えたことがありました。
それでも子どもがいるからと何とか父親の役割だけは果たしてきたのですが、小学生になってからは習い事の送迎や月謝のことで喧嘩が増えて、ついに『考え方が合わないから離婚したい』と言われました。
そのときは俺に異動の話があって、単身赴任になるため迷っていたのですが、それを理由に離婚はひとまず保留にして、別居しながら再構築の道を考えようと思っていました。
生活について妻の負担が増えるため、給料は全額を妻に渡して自分は送金してもらい、こっちに来させるのではなく自分が毎週帰るようにして、妻に冷静になってほしかったのですが。
帰るたびに妻のほうは冷たくなり、子どもたちも妻の両親と遊びに行った話ばかりして、居場所がないのを感じましたね。
結局、ひとりになった妻は余計に離婚のほうに気持ちが傾いて、1年後に別れました。
別居してわかったのは、こっちがやり直したくても主導権は妻が握っている状態が変わらず、離婚したい妻に準備する期間を与えただけでした。
それでも、自分なりに家族のために尽くしてきた気持ちはあるので、後悔はしていません。
子どもたちが元気ならそれでいいと割り切って、今は面会交流で元妻を抜いて会えるのを楽しんでいます」(男性/40代/営業)
再構築を考えるとき、別居などで物理的な距離をとることは、お互いに冷静さを取り戻すメリットがあります。
一方で、配偶者の気持ちがさらに離婚に進む可能性もあり、離れたときは同居しているときよりもさらに密な会話で心を振り向かせる必要があります。
結果が離婚になったとしても、努力したと思えることが重要で、こちらの男性は新しい人生を受け入れられたのですね。
再構築はふたりの気持ちが揃わないと叶わないため、相手任せにせず、自身ができることに尽くすことが大切といえます。




























