“肩ズン”シーンを再現する福士蒼太と有村架純

映画『ストロボ・エッジ』の大ヒット御礼舞台あいさつが3月24日に、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、本作で4度目の共演を果たした福士蒼汰と有村架純が出席した。福士の肩に有村が寄りかかる劇中の“肩ズン”シーンをステージ上で再現すると、ファンは大歓声。福士本人も「あっ、壁ドンの次に、肩ズンの時代が来たかな? 僕自身も男として頼られている感がうれしい」と上機嫌だった。

舞台あいさつの模様

学校中の女子が憧れるイケメン同級生の蓮(福士)に恋心を抱くヒロイン・仁菜子(有村)を軸に、“登場人物全員が片思い”というシチュエーションで青春時代の淡い恋愛模様を描く。3月14日の全国封切りから10日間で、観客動員87万人を突破。早くも興収も10億円突破を記録している。

劇中には肩ズンに加えて、昨年大流行した“壁ドン”シーンもあるが「相当やりづらくて、どうし演じたらいいか悩みました」(福士)、「リハーサルを重ねたが、お互いになかなかしっくりこなかった」(有村)と悪戦苦闘した様子。それでも、福士は「あのシーンはいつもの蓮じゃないから、やりづらさこそが蓮の本音じゃないかなと気持ちを切り替えた」と話した。
また、4度目の共演について、「女優としての熱さや目の輝きがある。今後もお互いに成長し、また共演できる機会があるときはよろしくお願いします」(福士)、「私も撮影中、福士くんの意外な一面を発見した。蓮くんが福士くんで本当に良かった。心から感謝します」(有村)と語り、さらなる共演に期待を寄せていた。舞台あいさつには、メガホンをとった廣木隆一監督が同席した。

『ストロボ・エッジ』
全国東宝系にて公開中

取材・文・写真:内田 涼