式会社NEXER Group・産後のメンタルケア・気持ちの浮き沈みに関する調査

■出産のあとに訪れる、心の揺れ。周囲はどう受け止めている?
赤ちゃんを迎える喜びがある一方で、出産後は心が大きく揺れやすい時期でもあります。涙もろくなったり、理由もなく気分が落ち込んだりといった変化は、決してめずらしいことではありません。
では、実際に出産を経験した人やその家族は、産後の心のケアをどれくらい身近なものとして受け止めているのでしょうか。
ということで今回は平石こどもクリニックと共同で、自身またはパートナーが出産を経験したことがある全国の男女250名を対象に「産後のメンタルケア・気持ちの浮き沈み」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXER Groupと平石こどもクリニックによる調査」である旨の記載
・平石こどもクリニック(https://hiraishi-clinic.com/)へのリンク設置
「産後のメンタルケア・気持ちの浮き沈みに関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年7月16日 ~ 7月23日
調査対象者:事前調査で「自身またはパートナーが出産を経験したことがある」と回答した全国の男女
有効回答:250サンプル
質問内容:
質問1:あなたは「産後うつ」「マタニティブルー」という言葉について、どの程度ご存じですか。
質問2:出産後に気持ちが不安定になったり、涙もろくなったりする状態を、どの程度身近に感じますか。
質問3:そう感じるきっかけや、具体的なエピソードがあれば教えてください。
質問4:産後のメンタルに関して得られた情報や説明の量は、十分だったと思いますか。
質問5:産後の心のケアやサポート体制は、どのくらい重要だと考えますか。
質問6:産後の心のケアについて、どのようなサポートがあれば安心だと思いますか。あてはまるものをすべて選んでください。(複数選択可)
質問7:その中で最も重要だと思うものと、その理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■87.6%が、「産後うつ」「マタニティブルー」という言葉を知っていると回答
まずは、事前調査で「自身またはパートナーが出産を経験したことがある」と回答した方に、あなたは「産後うつ」「マタニティブルー」という言葉について、どの程度知っているか聞いてみました。

その結果、「言葉の意味に加え、症状や対処法まで知っている」が7.2%、「言葉を知っており、どのような状態かも理解している」が35.2%、「言葉を聞いたことはある」が45.2%となり、合わせて87.6%が言葉自体を知っていることがわかりました。
一方で、「まったく知らない」と回答した方は12.4%となっています。
「産後うつ」や「マタニティブルー」という言葉自体は、広く認知されているようです。テレビやSNSなどを通じて、産後の心の不調について知る機会が増えていることも背景にあると考えられます。
一方で、「言葉の意味に加え、症状や対処法まで知っている」と回答した方は7.2%にとどまりました。言葉を知っていることと、実際の状態や必要なサポートまで理解していることの間には、まだ差があるようです。
■41.2%が、産後の気持ちの不安定さを「身近に感じる」と回答
続いて、事前調査で「自身またはパートナーが出産を経験したことがある」と回答した方に、出産後に気持ちが不安定になったり涙もろくなったりする状態を、どのくらい身近に感じるかをたずねました。

その結果、「とても身近に感じる」が11.2%、「やや身近に感じる」が30.0%と、合わせて41.2%の人が、身近なものとして受け止めていました。
一方で、「あまり身近に感じない」は35.2%、「まったく身近に感じない」は23.6%となっています。
4割以上が、産後の心の不調を身近なものとして感じていることがわかりました。一方で、身近に感じない人も半数以上いることから、人それぞれ産後の心の変化に対する受け止め方に差があることがうかがえます。
身近に感じると答えた人に、そのきっかけやエピソードも聞いてみました。
そう感じるきっかけや、具体的なエピソードがあれば教えてください。
・妊娠中や産後は自分が思っているよりナーバスになっている。(30代・女性)
・以前は泣くような事でもないものを見聞きしただけで、よく涙が出るようになりました。(30代・女性)
・授乳や家事など負担が増えて体調が悪くなった。(40代・女性)
・出産後に気分の落ち込みなどを体験したから。(30代・女性)
・実際に妻が産後鬱になったので。(30代・男性)
・ホルモンのバランスが崩れて気分が落ち着かなくなったときに調べた。(40代・女性)
寄せられた声からは、「自分が思っているよりナーバスになっている」「よく涙が出るようになりました」といった、当事者ならではの実感が伝わってきました。ホルモンバランスの変化に加え、授乳や家事、睡眠不足などが重なり、心身への負担が大きくなる様子がうかがえます。
また、「実際に妻が産後鬱になったので」という回答もあり、本人だけでなく、パートナーが身近で変化を感じているケースも見られました。産後の心の不調は、母親一人の問題ではなく、家族全体で向き合うものだと感じている人も少なくないようです。
本人だけで抱え込まず、家族や周囲が気づき、支え合える環境づくりが求められているのかもしれません。
■60.8%が、産後メンタルに関する情報・説明は「不足していた」と回答
続いて、事前調査で「自身またはパートナーが出産を経験したことがある」と回答した方に、産後のメンタルに関して得られた情報や説明の量は、十分だったか聞いてみました。

その結果、「十分だった」は39.2%でした。一方で、「やや不足していた」は38.4%、「かなり不足していた」は22.4%と、合わせて60.8%の人が「情報が足りなかった」と感じていたことがわかります。
産後は体の変化について説明を受ける機会が多い一方で、心の変化に関する情報は十分とはいえないと感じている人が多いようです。
「こういう気持ちになるのは自然なこと」「困ったときはここに相談できる」といった情報が事前にあるだけでも、産後の不安を和らげる助けになるでしょう。心のケアについて知る機会を充実させることも、安心して出産・子育てに向き合うための大切な支えになりそうです。
■96.0%が、産後の心のケア・サポート体制は「重要」と回答
続いて、事前調査で「自身またはパートナーが出産を経験したことがある」と回答した方に、産後の心のケアやサポート体制がどのくらい重要だと思うか聞いてみました。

その結果、「とても重要」が50.4%、「やや重要」が45.6%と、合わせて96.0%が「重要」と回答しています。
一方で、「あまり重要ではない」は1.6%、「まったく重要ではない」は2.4%にとどまりました。
産後の心のケアやサポート体制の重要性については、ほとんどの人の認識が一致しているようです。出産を経験した本人だけでなく、その家族も含めて、産後の心のケアは欠かせないものだと考えられていることがうかがえます。
■67.1%が、あれば安心なサポートに「専門家にいつでも相談できる窓口」を選択
最後に、産後の心のケアやサポート体制は重要だと思うと回答した方に、どのようなサポートがあれば安心だと思うか聞いてみました。

最も多かったのは「助産師・保健師・心理などの専門家に、いつでも相談できる窓口」で67.1%でした。
次いで「産後ケア施設など、心身を休められる場所」が41.3%、「オンラインで気軽に相談・受診できるサービス」が36.7%、「パートナーや家族が産後の心の変化を学べる情報や講座」が32.5%で続きます。
最も重要だと思うものと、その理由も聞いてみたので一部紹介します。
その中で最も重要だと思うものと、その理由を教えてください。
・プロに相談できること。自分の知識だけでは足りないと感じたから。(30代・女性)
・産後ケアで、心身を休められる場所があって実際助かったから。(30代・女性)
・オンライン相談できれば、いつでも利用できるから。(30代・男性)
・同じ仲間がいること。同じ境遇の人がいれば、一緒に頑張っていけそうだから。(30代・女性)
・パートナーとの接し方。毎日のことだから。(30代・男性)
・産後のケアについて正しい情報を調べたいから。(30代・男性)
寄せられた声からは、「プロに相談できること。自分の知識だけでは足りないと感じたから」「オンライン相談できれば、いつでも利用できるから」といったように、専門家へ相談できる環境を求める声が多く見られました。
また、「産後ケアで、心身を休められる場所があって実際助かったから」「同じ仲間がいること。同じ境遇の人がいれば、一緒に頑張っていけそうだから」「パートナーとの接し方。毎日のことだから」など、安心して休める場所や、周囲の理解・つながりを重視する意見も寄せられています。
産後の不安を一人で抱え込まないためには、専門家へ相談できる体制だけでなく、家族や地域とのつながりも欠かせないと考えられているようです。必要なときに安心して頼れる環境を整えることが、産後の心の負担を軽減する大きな支えになるのではないでしょうか。
■まとめ
今回の調査では、96.0%が産後の心のケアやサポート体制を「重要」と考えている一方で、60.8%が「産後メンタルに関する情報は不足していた」と感じていることがわかりました。
また、「産後うつ」「マタニティブルー」という言葉の認知は広がっているものの、症状や対処法まで理解している人はまだ多くないようです。安心できるサポートとしては、「助産師・保健師・心理などの専門家に、いつでも相談できる窓口」が最も多く選ばれています。
産後の心の揺れは、誰にでも起こりうる自然な変化です。一人で抱え込まず、必要なときに専門家や家族、地域の支援につながれる環境を整えることが、安心して子育てに向き合うための大きな支えになるのではないでしょうか。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXER Groupと平石こどもクリニックによる調査」である旨の記載
・平石こどもクリニック(https://hiraishi-clinic.com/)へのリンク設置
【平石こどもクリニックについて】
所在地:〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-10-7 MMSビル6階
院長:矢谷哲也
Tel:0120-220-944
URL:https://hiraishi-clinic.com/
【株式会社NEXER Groupについて】
本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:SEO、Webブランディング、Web広告、サイト制作、メディア
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