「世界食料デー」月間2026プレイベント。研究・生産・国際協力の3つの視点から、身近な卵と世界の食料問題のつながりをひもときます




「世界食料デー」月間2026のプレイベントとして、2026年9月17日(木)19時30分から、無料オンラインイベント「卵の本音を聞いて、食の未来を考えよう~国産100%? 物価の優等生? ボクだって大変だ!~」を開催します。主催は、同月間の呼びかけ団体である特定非営利活動法人アフリカ日本協議会と認定NPO法人ハンガー・フリー・ワールドです。

研究・生産・国際協力の分野から3名のゲストを迎え、毎日の食卓に欠かせない「卵」を入り口に、物価高騰、輸入飼料、気候変動、環境、命、世界の食料問題とのつながりを考えます。冒頭では、国際連合食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所の日比絵里子所長から、開会にあたってご挨拶をいただきます。

当日参加が難しい方も、事前にお申し込みいただくことで、後日アーカイブ動画をご視聴いただけます。

参加申し込み:https://wfd-2026pre.peatix.com/

「国産」の卵も、世界とつながっている


日本では、一人が年間約340個の卵を食べているといわれています。卵は国内で生産される割合が高く、長年「物価の優等生」と呼ばれてきた、私たちにとって身近な食べ物です。

しかし、その生産を支えるにわとりのえさの多くは、海外から輸入されています。世界的な穀物価格の高騰や気候変動、為替などの影響は、飼料価格や卵の価格を通じて、私たちの食卓にも及びます。

さらに、小さな卵の殻の中には、価格だけでなく、持続可能な農業、環境への負荷、アニマルウェルフェア(動物福祉)、食料安全保障、そして生きものの命をいただくことなど、さまざまな課題が詰まっています。

本イベントでは、卵の「本音」に耳を傾けるように、身近な食べ物の背景を楽しく、分かりやすくひもときます。

研究・生産・国際協力、3つの視点から考える

当日は、異なる立場から卵や食の課題に向き合う3名が、それぞれの視点でリレートークを行います。
「ボクは国産、でもごはんは外国産」
山野 薫さん(京都橘大学)
国内で生産される卵と、海外から輸入される飼料との関係を通じて、日本の食卓と世界の農業・食料事情とのつながりを考えます。
「ボクの値段、ワケありなんだ」
平井 真美さん(株式会社小幡畜産/一般社団法人日本販売農業協同団体連合会)
平飼い養鶏に取り組む生産現場から、卵の価格の背景や、にわとりを育て、命をいただくことについて伝えます。
「世界では、ボクがごちそうだよ!」
槌谷 保子さん(認定NPO法人ハンガー・フリー・ワールド)
アフリカでの国際協力の経験をもとに、世界の暮らしの中で卵が持つ価値や、栄養、貧困、食料問題との関わりを紹介します。

リレートーク後は、アフリカでの農業開発に長年携わってきた白鳥清志さんをモデレーターに迎え、参加者からの質問を交えたディスカッションを行います。

こんな方におすすめです

・身近な食べ物の背景にあるストーリーを知りたい方
・物価高騰や気候変動が、食卓に与える影響に関心がある方
・持続可能な農業やフードシステムについて学びたい方
・アニマルウェルフェアや、食べものと命の関係に興味がある方
・国際協力や世界の食料問題、SDGs目標2「飢餓をゼロに」に関心がある方
・食や社会課題について学んでいる学生のみなさん

若い世代を含め、食や社会課題に関心のある方なら、どなたでもご参加いただけます。

開催概要

イベント名:
「卵の本音を聞いて、食の未来を考えよう~国産100%? 物価の優等生? ボクだって大変だ!~」

日時:2026年9月17日(木)19:30~21:00

開催形式:オンライン(Zoom)
※お申し込みいただいた方に、事前に視聴用URLをお送りします。

参加費:無料

申し込み:https://wfd-2026pre.peatix.com/
※Peatixの無料アカウント登録が必要です。Peatixでのお申し込みが難しい場合は、事務局までお問い合わせください。
※当日参加できない方も、お申し込みいただくことで後日アーカイブ動画をご視聴いただけます。

主催:
「世界食料デー」月間2026 呼びかけ団体
・特定非営利活動法人アフリカ日本協議会
・認定NPO法人ハンガー・フリー・ワールド

当日のプログラム

19:30 オープニング
挨拶 国際連合食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所 所長 日比 絵里子さん
世界の食料問題についての最新情報、アイスブレイクなど
19:45 ゲスト3名によるリレートーク
20:20 質疑応答・ディスカッション
21:00 終了

登壇者プロフィール



山野 薫さん(京都橘大学)大阪府生まれ。消費者の食行動が農業現場に与える影響に関心を持ち、身近な現場の様子から背景や過程を考察することを心がけています。今回は「食と農のつながり」を等身大の視点から語ります。好きな卵料理はオムレツ。





平井 真美さん(株式会社小幡畜産/一般社団法人日本販売農業協同団体連合会)農畜産物の産直に携わって30年。9年前に養鶏の世界へ飛び込み、平飼い養鶏を始めて4年目。人間の思い通りにはならない鶏たちに翻弄されつつも、命への感謝を胸に卵をおいしくいただいています。






槌谷 保子さん(認定NPO法人ハンガー・フリー・ワールド)大学時代にハンガー・フリー・ワールドのインターンとして国際協力の道へ。外務省や国連などで15年間、アフリカ支援に深く関わり、2024年に職員として復帰。得意料理は、漫画で作り方を知っただし巻き卵。






モデレーター:白鳥 清志さん(特定非営利活動法人アフリカ日本協議会)長年、アフリカで農業開発に従事。アフリカ理解プロジェクト事務局長、アフリカ日本協議会理事などを務めています。本イベントでは、参加者と登壇者の対話を深めます。目玉焼きには醤油派。



「世界食料デー」月間とは

 「世界食料デー」月間は、国連が定める10月16日の「世界食料デー」を中心に、日本国内で食料問題の啓発・行動促進を行う全国的なキャンペーンです。2008年の開始以来、飢餓をはじめとする食料問題の解決に向けて活動するNGO・NPO、国連機関、企業、行政などが協力して、情報発信やイベントを行っています。 食料問題を個人の努力だけでなく、構造的な課題として捉える「フードシステム」の視点を広めることを重視しています。

 本イベントは、これまでのシリーズ(ポテト、豚肉、豆、胡麻)に続き第5弾。タコという身近な食材を入口に、アフリカ・西サハラ、瀬戸内海など世界と日本の漁業の課題、そうした一見遠く関係のないように見える国々と日本のつながりを浮かび上がらせてゆきます。人権・環境・経済が複雑に絡むフードシステムへの理解を深めることで、持続可能な「食」のあり方を探ります。

「世界食料デー」月間2026公式サイト:
https://worldfoodday-japan.net/

認定NPO法人ハンガー・フリー・ワールドとは

設立から25年以上にわたり、飢餓のない世界をつくるため活動する国際協力NGOです。
日本に本部を置き、バングラデシュ、ベナン、ブルキナファソ、ウガンダで活動しています。
●HFWのミッションは、「食料への権利」を実現するため、人々や地域・社会をエンパワーすること。住民が自分たちの未来に対して決定権を持ち、自分たちが必要と考える地域活動を続けられることをゴールに置いた「住民主体の参加型開発」を進めています。
●飢餓の原因は一つではありません。複雑な要因が絡まりあっているため、その解決のためには、政治、経済、社会の構造を変える複合的なアプローチが必要です。HFWは、食料不安の解消と栄養の改善をめざして飢餓の根本的な解決を図ります。

本件に関するお問い合わせ

「世界食料デー」月間2026事務局
認定NPO法人ハンガー・フリー・ワールド内
電話:03-3261-4700
受付時間:10:00~18:00(土・日・祝日を除く)
メール:wfd@hungerfree.net
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