京都国際マンガミュージアムで好評開催中の展覧会が関東初上陸!
公益財団法人 角川文化振興財団(所在地:埼玉県所沢市、理事長:船津康次、以下 角川文化振興財団)は、 「ところざわサクラタウン」内、「角川武蔵野ミュージアム」(館長:池上彰)の4Fエディットアンドアートギャラリーにて、2026年9月18日(金)~2027年1月11日(月・祝)の期間、「わたしをすくう エッセイマンガの処方箋展」を開催いたします。
本展は、京都国際マンガミュージアムで好評開催中の展覧会(2026年9月1日まで)の巡回展となります。角川武蔵野ミュージアム会場では、館内の「エディットタウン」や「マンガ・ラノベ図書館」と連携した独自の本棚展示を展開し、新しい鑑賞体験を提供します。
■日常のライフハックであり処方箋である「エッセイマンガ」の変遷をたどる展覧会
今日、SNSを中心に多様な広がりを見せるエッセイマンガ。描かれていないテーマはもはや皆無なのではと思うほど膨大かつ多彩です。エッセイマンガは、なぜこんなに人気なのでしょうか?
そもそもエッセイマンガとは、一体何でしょうか?一般的には、作者の個人的な体験や知識をベースに描かれる実録マンガと捉えられていますが、創作を織り交ぜた形も多くあります。この展示では、そのジャンルの広がりと魅力を改めて考察します。
エッセイマンガを描くことは、作者の日常から物語を「掬う」、非常に繊細な作業です。そんな物語だからこそ共感でき、笑い、泣き、時には「救われる」読者がいます。そして、作者自身も描くことで「救われる」こともあります。大げさかもしれませんが、エッセイマンガをきっかけに、人生が変わった人もいるでしょう。
本展では、そんなエッセイマンガの変遷をたどるとともに、今を生きる私達にあらゆる視点から効く珠玉の物語をご紹介します。

展覧会キービジュアル
■展示構成/展示物
●展示の流れ
(1)エッセイマンガというジャンルの始まりを探る
今日、「コミックエッセイ」という名のジャンルとして広がりを見せる起点において重要な1970年代以降の少女マンガのエッセイマンガに注目します。
(2)エッセイマンガというジャンルの成立
1980年代以降に登場する突撃ルポスタイルの名作、1990年代以降の育児エッセイマンガブーム、ファッション誌でのイラストエッセイなど、エッセイマンガが独自のジャンルとして成立していく過程に迫ります。
(3)「コミックエッセイ」というジャンルの確立
メディアファクトリー(現・KADOKAWA)が牽引した「コミックエッセイ」のヒット作や、「コミックエッセイ」を中心に描く作家の登場にスポットを当てます。また、フィクションであっても、形式や絵柄でコミックエッセイの枠組として一般に捉えられている作家も登場します。セミフィクション・コミックエッセイの道筋についても触れていきます。
(4)広がる!広がる!エッセイマンガ
エッセイマンガのテーマはますます多様化し、WEB(ブログ、SNS、電子コミック)から有名になる作家が多数登場していきます。膨大に広がりゆくエッセイマンガの現状を探ります。
●今を生きる私達に効く処方箋(エッセイマンガ)50
家族、美容、育児、病気、友達など、テーマ別におすすめ作品を紹介し、コミックエッセイの魅力を発信します。
●上記の構成に合わせ、27名のマンガ家の原画など約400点(展示替え有り)を展示
(順不同)
・さくらももこ 『ひとりずもう』複製原画10点
・山岸凉子 『ゆうれい談』『読者からのゆうれい談』原画10点
・西原理恵子 『恨ミシュラン』『できるかなリターンズ』『ダーリンは70歳』など原画10点
・青沼貴子 『ママはぽよぽよザウルスがお好き』など原画22点
・内田春菊 『私たちは繁殖している』原画10点
・伊藤理佐 『女のはしょり道』原画20点
・吉田戦車 『まんが親』『出かけ親』デジタル出力パネル11点
・安野モヨコ 『美人画報』原画10点
・けらえいこ 『セキララ結婚生活』原画12点
・小栗左多里 『ダーリンは外国人』など原画42点
・たかぎなおこ 『150cmライフ。』『ひとりぐらしも5年め』など原画26点
・益田ミリ 『今日の人生』原画22点
・野原広子 『消えたママ友』原画30点
・細川貂々 『ツレがうつになりまして。』原画8点
・田房永子 『母がしんどい』原画10点
・東村アキコ 『ママはテンパリスト』『かくかくしかじか』原画12点
・福満しげゆき 『僕の小規模な失敗』『僕の小規模な生活』など原画16点
・吉本浩二 『定額制夫の「こづかい万歳」 ~月額2万千円の金欠ライフ~』原画20点
・清野とおる 『東京都北区赤羽』『ゴハンスキー』など原画25点
・まんきつ 『そうです、私が美容バカです。』『湯遊ワンダーランド』デジタル出力パネル13点
・山本さほ 『岡崎に捧ぐ』デジタル出力パネル15点
・永田カビ 『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』『現実逃避してたらボロボロになった話』原画10点
・矢部太郎 『大家さんと僕』デジタル出力パネル11点
・つづ井 『腐女子のつづ井さん』原画14点
・まめきちまめこ 『まめきちまめこニートの日常』などデジタル出力パネル11点
・まめ 『凡人すたいる。』デジタル出力パネル9点
・グレゴリ青山 本展描きおろし『京町家だった実家の話』原画8点
※展示点数は変更となる場合があります。
※一部原画の展示替あり(前期:2026年9月18日(金)~11月9日(月)、後期:11月11日(水)~2027年1月11日(月))
※ネームや構想ノート、雑誌資料、手に取って読める単行本なども展示。
●角川武蔵野ミュージアムオリジナル展示
会場と隣接する「エディットタウン」から、コミックエッセイのテーマとつながる関連本を選書して会場内に配架し、コミックエッセイとブックストリートをつなぐ本棚をつくります。また、同じく4階の「サテライトコーナー」では、展覧会関連のマンガを配架するコーナーをつくります。
図書エリアを持つ角川武蔵野ミュージアムならではの連携をし、既にご覧になった方でも楽しめる展示を行います。
■関連イベント
※各イベントの詳細は、順次展覧会公式サイトにてお知らせします。
●スペシャルギャラリートーク
日時:2026年9月19日(土)13:30~14:30
登壇者:倉持佳代子(本展企画者・京都国際マンガミュージアム学芸員)
料金:無料(ただし当日有効の本展に入場可能なチケットが必要です)
参加方法:開始時刻に本展展示室(エディットアンドアートギャラリー)にお越しください。混雑時は入場できない場合があります。
●マンガ家体験をしよう!~はじめてのペン入れ&トーン貼り入門~<ワークショップ>
日時:2026年9月20日(日)、21日(月)、22日(火・祝)※各日2回ずつ全6回開催
11:00~13:00(約120分) 初級編:ドローイングペン使用
14:00~16:00(約120分) 中級編:つけペン使用
対象:小学5年生以上 ※大人の方にも参加いただけます。
定員:各回20名(先着順)
料金:2,200円
会場:角川武蔵野ミュージアム4階 ワークショップルーム
※チケットは8月18日(火)より当館WEBサイトにて販売します。詳細はこちら https://kadcul.com/event/285
【展覧会概要】
展示タイトル:わたしをすくう エッセイマンガの処方箋展
英語タイトル:PRESCRIPTIONS OF ESSAY MANGA FOR MY HEART
会場:角川武蔵野ミュージアム 4F エディットアンドアートギャラリー
住所:埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン内
会期:2026年9月18日(金)~2027年1月11日(月・祝)
休館日:毎週火曜日、12月31日(木)、2027年1月1日(金)
※ただし9月22日(火・祝)、11月3日(火・祝)、12月29日(火)は開館
営業時間:10:00~18:00(最終入館は17:30)
展覧会公式サイト:https://kadcul.com/event/276
主催:角川武蔵野ミュージアム(公益財団法人 角川文化振興財団)
協力:京都国際マンガミュージアム、北九州市漫画ミュージアム
チケット価格(税込): KCMスタンダードチケット(本棚劇場含む)
●オンライン購入(https://tix.kadcul.com/)、当日窓口購入
一般(大学生以上):1,400円/中高生:1,200円/小学生:1,000円/未就学児:無料
※本展覧会の他、当館のスタンダードチケットエリア(常設展エリア)をご覧いただけます。
※展示替えなどにより、日程によっては一部エリアに入場できない場合がございます。
※「1DAY パスポート」チケットなどでも本展覧会をご覧いただけます。詳細は公式サイトでご確認ください。
*休館日、開館時間は変更となる場合があります。最新情報、詳細は公式サイトでご確認ください。
*展示内容が変更、または中止になる場合がございます。予めご了承ください。

■「角川武蔵野ミュージアム」について
図書館、美術館、博物館が融合した文化複合施設(館長:池上彰)。
初代館長の松岡正剛氏が世界を読み解く9つの文脈に沿って独自の配架をした「ブックストリート」、博物学者の荒俣宏氏が監修する「荒俣ワンダー秘宝館」、「本と遊び、本と交わる」をテーマにした「本棚劇場」、これら「エディットタウン」は当館のメインエリアです。本棚劇場では、360度を取り囲む高さ8mの巨大本棚にプロジェクションマッピングが映し出されます。

(C)角川武蔵野ミュージアム
また、マンガや多数の出版社のライトノベルが並ぶ「マンガ・ラノベ図書館」や、企画展が開催される「グランドギャラリー」など、松岡氏が提唱した「想像力とアニマに遊ぶミュージアム」として、様々な「まぜまぜ」を提供します。
建築デザイン監修は隈研吾氏、アート部門ディレクターは神野真吾氏。
公式サイト:https://kadcul.com/
X(旧twitter):https://x.com/Kadokawa_Museum
Instagram:https://www.instagram.com/kadokawa_culture_museum
Facebook:https://www.facebook.com/kadokawaculturemuseum
一般の方からのお問い合わせ:0570-017-396(受付時間:10:00-18:00)
■角川文化振興財団について
角川文化振興財団は「わが国の文化の振興に寄与する」という財団の設立目的実現のために、文芸の成果に対する顕彰、文芸に関する出版、文芸の研究や著述の刊行への助成、映画芸術振興に関する助成、また文芸・映画資料の収集・保存・展示等、様々な事業を行っております。
公式サイト:http://www.kadokawa-zaidan.or.jp/

(C)角川武蔵野ミュージアム
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