「日置市でなら働き続けたい、住み続けたい」を叶えるため、THE CAREの職域支援の知見を活かし、働く人・企業・自治体をつなぐ伴走支援を推進
株式会社With Midwife(本社:大阪府大阪市、代表取締役:岸畑聖月、以下「With Midwife」)は、鹿児島県日置市と、「日置市でなら働き続けたい、住み続けたい」を叶えるウェルビーイングなまちを目指すため、包括連携協定を締結いたしました。
本協定は、日置市が推進する「“ここでなら、働き続けたい”と思える働き方先進地の実現」に向けた取り組みと、With Midwifeが企業の職域で培ってきた健康支援・ライフイベント支援の専門的知見を接続し、働く人・企業・自治体をつなぐ伴走支援を通じて、地域課題の解決に活かしていくものです。
ニュースのポイント
- 医療専門職スタートアップのWith Midwifeが、鹿児島県日置市と包括連携協定を締結。「日置市でなら働き続けたい、住み続けたい」を叶えるウェルビーイングなまちづくりを官民連携で推進。
- 企業向け伴走支援サービス「THE CARE」で培った、健康支援・ライフイベント支援・職場環境改善の知見を、日置市の地域課題解決へ活用。
- また自治体が届けたいライフイベントのサポート情報を、企業や働く人に届く支援へと翻訳し、働く人がライフイベントを理由に、地域で働き続けること・住み続けることを諦めなくてよい環境づくりに貢献。

協定締結の背景|
ライフイベントを理由に、地域で働き続けること・住み続けることを諦めなくてよいまちへ
少子高齢化や人口流出、人手不足が進む中で、地域において「働き続けたい」「住み続けたい」と思える環境をどのようにつくるかは、自治体・企業双方にとって重要な課題となっています。特に、女性の都心部流出は少子化を加速させるとし、女性や若者にとってこの地域で働き続けるための動機づけや環境整備は急務です。特に、結婚、妊娠、出産、育児、介護、不妊治療、メンタルヘルスなどのライフイベントや健康課題は、働く人の暮らしとキャリアに大きく影響します。これらは本来、個人や家庭だけで抱えるものではありません。しかし実際には、本人が職場に相談しづらかったり、企業側もどこまで支援してよいか分からなかったりすることで、悩みが見えにくくなり、離職やキャリア停滞、地域外への流出につながることがあります。

日置市は、「“ここでなら、働き続けたい”と思える働き方先進地の実現」を目指し、「ひおき共創コンソーシアム」を設立。若者との対話会や企業アセスメント等を通じて、市内企業の職場環境や働く世代の悩み・課題の可視化に取り組んでいます。
今回の協定は、こうした日置市の取り組みと、With Midwifeが企業の職域で培ってきた健康支援・ライフイベント支援の知見を接続し、地域で働く人、地域企業、自治体をつなぐ新たな官民連携として締結するものです。すでに昨年度末より、株式会社With Midwifeは日置市で働く人の実態調査や個別伴走支援、コンソーシアム内での学びの提供を行っており、今回の包括連携協定によりこの取り組みをさらに加速させます。
With Midwifeが担う役割|
THE CAREとウェルネスコーディネーターによる職域支援
With Midwifeは、助産師・保健師・看護師などの医療専門職の知見を、病院の中だけでなく、企業・地域・暮らしの中へ届けることを目指してきました。当社が提供する企業向け伴走支援サービス「THE CARE」は、企業の人事・労務担当者と連携しながら、従業員とその家族の健康やライフイベントに伴走する職域支援サービスです。
THE CAREでは、助産師・保健師・看護師などの医療専門職であるウェルネスコーディネーターが、働く人の妊娠・出産・育児・不妊治療・介護・女性の健康・メンタルヘルスなどに関する相談を受け付けています。相談は匿名チャットで24時間365日受け付けており、従業員が「誰に相談したらよいか分からない」段階から、安心して声をあげられる環境づくりを支えています。
また、相談対応にとどまらず、企業への訪問、研修、職場環境改善に向けた助言、人事・管理職との連携などを通じて、個人と組織の双方に働きかけることを大切にしています。
ライフイベントと働くことの両立支援は、制度を整えるだけでは十分ではありません。制度を使う本人の不安、現場でマネジメントを担う管理職の戸惑い、人事が抱える支援設計の難しさをつなぎながら、働く人がキャリアを諦めず、企業も持続的に成長できる状態をつくることが必要です。
今回の日置市との包括連携協定では、THE CAREで培った職域支援の知見を活かし、日置市内の企業や働く人に対する伴走支援、職場環境改善、健康・ライフイベント支援に関する情報提供等を通じて、「日置市でなら働き続けたい、住み続けたい」を叶えるウェルビーイングなまちづくりに貢献してまいります。
さらに、自治体が届けたいライフイベントのサポート情報を、働く人に届く支援へ
日置市との議論の中で、自治体には、市民に知っておいてほしいライフイベントをサポートする情報が数多くあることを知りました。たとえば、プレコンセプションケア、メンタルヘルス、ゲートキーパーの理解促進、妊娠・出産・育児・介護に関する制度や相談窓口などです。一方で、こうした情報は、必要な人に届く前に「自分にはまだ関係ない」「職場では話しにくい」「どこに相談すればよいか分からない」と受け止められてしまうことがあります。また、職域では「この情報を業務時間に展開する意義や方法」に悩むことも少なくありません。
With Midwifeは、企業の職域において長年、健康支援やライフイベント支援に取り組んできた経験を活かし、自治体が届けたい情報を、企業や働く人が受け取りやすく、日々の仕事や暮らしの中で活かしやすい支援へとつなげていきます。
単なる情報発信にとどまらず、企業の健康経営、人的資本経営、職場環境改善、離職予防、従業員のウェルビーイング向上と接続することで、ライフイベントをサポートする情報を「働く人と企業にとって有益な情報」として届けることを目指します。

包括連携協定調印式の様子
本協定における主な連携事項

記念撮影の様子
本協定では、以下の事項について、日置市とWith Midwifeが連携して取り組んでまいります。
- 働く人と企業を繋ぐ伴走支援及び職場環境の改善に関すること
- 「日置市でなら働き続けたい、住み続けたい」を叶える魅力あるまちづくりに関すること
- ライフイベントに伴う人生の変革期における不安の解消に向けた支援に関すること
- 市民の生活の質の向上やすこやかな暮らしを支える施策の推進に関すること
- 本協定に係る取り組みの市内外への情報発信及び市の魅力向上に関すること
- その他、本協定の目的を達成するために必要な事項
今後は、両者で協議を重ねながら、日置市内企業に対する職場環境改善支援、従業員の健康管理に関する研修、ライフイベントと働くことの両立に関する情報発信等、具体的な取り組みを推進していく予定です。
関係者コメント

代表コメント|株式会社With Midwife 代表取締役 岸畑聖月
このたび、鹿児島県日置市様と包括連携協定を締結できましたことを、大変光栄に思います。
With Midwifeは、創業以来、助産師をはじめとする医療専門職の知見を、病院の中だけでなく、企業や地域、暮らしの中へ届けることに挑戦してきました。妊娠、出産、育児、不妊治療、介護、メンタルヘルスなど、人生の中で訪れるライフイベントは、誰にとっても身近なものです。一方で、それらは長く「個人の問題」「家庭の中でなんとかすること」として扱われ、必要な支援につながる前に孤立してしまう人も少なくありません。
今回の日置市様との協定を通じて実現したいのは、ライフイベントを理由に、地域で働き続けることや住み続けることを諦めなくてよいまちづくりです。また、自治体が市民に届けたいライフイベントサポートに関する情報と、企業や働く人が職場で必要としている支援の間には、まだ距離があります。私たちは、THE CAREで培ってきた職域支援の知見を活かし、その距離をつなぐ存在でありたいと考えています。
同時に、情報を届けるだけでなく、実際に働く人の相談に応じ、企業や人事・管理職とともに職場環境をよりよくしていく伴走者として、日置市の皆さまとご一緒してまいります。
「日置市でなら働き続けたい、住み続けたい」と思えるまちづくりに、医療専門職スタートアップとして貢献できるよう、誠実に取り組んでまいります。

市長コメント|鹿児島県日置市 市長 永山由高
この度の株式会社With Midwife様との包括連携協定の締結を、大変嬉しく思っています。
結婚や出産、育児、介護といった人生の変革期は、誰もが直面しうる大きなライフイベントであり、時に不安や孤立感を伴うものです。こうした中、職域における従業員の健康やライフイベントへの支援に卓越した専門的知見を持つ同社と手を携えることができるのは、本市にとって非常に心強い限りです。
今後は、同社の専門的な知見を最大限にお借りしながら、誰もが安心して挑戦できる温かな職場環境とサポート体制づくりに注力しながら、さらにその範囲を広げてまいりたいと考えています。
市民一人ひとりが自らの意思で豊かな将来を描き、ここ日置市で「働き続けたい」「住み続けたい」と心から思えるウェルビーイングなまちの実現に向け、株式会社With Midwife様と連携しながらしっかりと歩みを進めてまいります。
株式会社With Midwifeについて

株式会社With Midwifeは、「生れることのできなかった、たったひとつの命でさえも取り残されない未来」の実現を目指し、助産師・看護師・保健師などの医療専門職の知見を活かして、産前産後・子育て支援、企業向け両立支援サービス等を展開しています。
企業向けには、従業員とその家族に寄り添う健康と子育ての伴走支援プログラム「THE CARE」を提供。妊娠・出産・育児・介護・女性の健康・メンタルヘルスなど、働く人のライフイベントにまつわる課題に、医療専門職がオンライン・対面で伴走しています。
また、東京・中野では特に産後早期の家族を支える産後ケアマンション「Jicca Nakano」の運営を行っています。
会社名:株式会社With Midwife
代表者:代表取締役 岸畑聖月
所在地:大阪府大阪市都島区東野田町4-15-82 QUINTBRIDGE303
事業内容:産前産後・子育て支援/企業向け両立支援サービス 等
公式HP:https://withmidwife.jp/
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