リスキリング支援の「Reskilling Camp」、「AX推進力診断」および「AI×組織変革プログラム」の提供を開始
パーソル総合研究所は8月20日に、同社の展開するリスキリング支援サービス「Reskilling Camp」において、組織のAI活用状況を可視化する「AX推進力診断」の無料トライアル提供と、診断結果をもとに組織へのAI活用の展開・定着を支援する「AI×組織変革プログラム」の提供を開始した。
サービス提供開始記念ウェビナーも開催
「Reskilling Camp」では7月31日に、社員1人ひとりのAI活用状況を可視化する「AIパフォーマンス診断」の提供を開始しており、今回開始された「AX推進力診断」無料トライアル提供、および「AI×組織変革プログラム」の提供は、それに続く取り組みとなる。
「AX推進力診断」は、企業における生成AI活用の現状を可視化するとともに、成果創出に向けた課題や改善の方向性を明らかにする組織診断サービス。
AI活用の成果創出と定着に必要とされる「8つの原則」に基づいて、「全社」「事業部・本部」「部・課」単位で組織の実践状況を測定する。全56問の質問で構成され、所要時間は約18~20分。
なお、「AX推進力診断」の測定軸として採用されている「8つの原則」は、PMI(プロジェクトマネジメント協会)が6月に発行した国際標準「The Standard for AI in Portfolio, Program, and Project Management」で示されたもので、以下の要素で構成されている。
診断結果は、以下4つの観点で示され、AI活用が組織成果につながらない要因や、優先課題がわかる。
○AX推進力指数:組織全体としての生成AI活用推進力
○価値創出力:生成AIを事業成果や業務改革につなげる力
○信頼基盤力:リスク管理やガバナンス、データ品質を支える力
○組織浸透力:生成AI活用を組織に定着させる力
同診断を通じて、生成AI活用の課題を個人スキルではなく、組織の仕組みや運用の観点から把握できる。あわせて、実践度だけでなく重要度も測定されるため、自社にとって優先的に改善すべき領域が明らかにされる。
さらに、ルールや体制の整備状況だけでなく、それらが実際に活用され成果につながっているかが可視化されるほか、経営層・推進部門・現場といった複数の立場から回答することで、生成AI活用に対する認識のギャップを把握することが可能になる。
あわせて提供が開始された「AI×組織変革プログラム」は、「AX推進力診断」の結果に基づいて、企業におけるAI活用の定着と成果創出を支援する実践型プログラム。
同プログラムでは、「AX推進力診断」によって明らかになった課題に応じて、必要な施策を選択しながら取り組みを進めていく。おもな内容としては、経営層、推進部門、管理職、現場担当者といった、それぞれの役割に応じた学習・実践機会を提供するとともに、AI活用に必要な戦略策定、リスク管理、人材育成、業務変革の取り組みを組み合わせることで、組織全体の変革を支援する。さらに、施策実施後の再診断を通じて、改善状況や定着度を確認しつつ次のアクションへとつなげていく。
具体的には、「診断(現状把握・ギャップ特定)」によって現在地を確定したうえで、「方向づけ(方針・政策・体制を定義)」「基盤整備(ルール・データ・施策を整備)」「実践・展開(業務変革・PoCを推進)」を進めて、「定着・再診断(定着確認・次の打ち手へ)」で次のサイクルへとつなげるというフェーズで構成されている。
そのほか8月26日12~13時には、パーソル総合研究所のシンクタンク本部と「Reskilling Camp」の合同ウェビナー「AIを使うほど人が育たない ――『アンチ・スキリング』が御社でも始まっていませんか? ――利用率54%でも生産性が上がらない理由と、成果3.6倍を分けるAIハイパフォーマーの見抜き方・育て方」が開催される。
同ウェビナーは、「メタ・スキルで見抜く」「アニマル・スピリットと立体思考を育てる」の2部構成となっており、調査結果の解説や実践ツールの紹介、トークセッションを通じて、AI時代に求められる人材育成のあり方について考察する。
参加費は無料だが、参加にあたっては事前申し込みが必要となる。







