東京工芸大学の学生とスウェーデンの学生による共同写真展、日本とスウェーデンの両国で開催

東京工芸大学は8月24日に、同大学の芸術学部写真学科 大和田良准教授のゼミ学生を中心とした11人が、スウェーデン・ストックホルムにある写真学校「Fotoskolan STHLM」に通う学生たちとの共同写真展を、日本とスウェーデンの両国で開催すると発表した。 第1弾は8月25日~9月8日の期間にストックホルムのFolkuniversitetet Stockholmにて、第2弾は10月26日~11月7日の期間に東京工芸大学の中野キャンパス(東京都中野区)・6号館6B01ギャラリーにて開催される。

東京工芸大学芸術学部写真学科のゼミ生11人が参加

今回、開催される共同写真展は、東京工芸大学 芸術学部写真学科における大和田良准教授のゼミ学生を中心とした11人と、「Fotoskolan STHLM」の学生有志それぞれが、これまで取り組んできた作品を展示する。

同写真展では、日本・スウェーデン両国の学生が互いの国を訪問して、写真展の開催や現地での交流を通じて、それぞれの国の写真文化や現代写真に触れることで、日本とスウェーデンにおける写真表現や文化の違い、共通点についての理解を深めていく。

8月23日~9月2日の期間には、東京工芸大学の学生11人がストックホルムを訪れ、スウェーデンの学生とともに写真展の設営を行うほか、写真に関するワークショップやプレゼンテーションに参加する。

滞在期間中は、ストックホルム写真美術館「Fotografiska」、ストックホルム近代美術館、国立美術館などを訪問するとともに、H&M Studioにおける現地で働く日本人スタッフとの交流も予定している。

あわせて、スウェーデン第2の都市であるヨーテボリでは、写真教育機関やハッセルブラッド財団を訪問し、スウェーデンにおける現代写真や商業写真の実際を学ぶ。また、各機関では現地の責任者やスタッフ、学生との意見交換の場が設けられ、両国の写真のありかたについて互いの理解を深める予定となっている。

さらに10月には、スウェーデンから学生と教員が来日して、両国の学生による共同写真展を10月26日~11月7日の期間に開催する。なお、同会場ではスウェーデンを代表する写真家・Marta Thisner氏による、日本初の写真展開催も予定している。

共同写真展は、日本とスウェーデンそれぞれの国の学生たちが、今なぜ写真を学ぶのか、これからの写真制作にどのような希望を抱いているのかを調査しつつ、学生たちが持つ新たな視点と両国の文化的観点から共通性と違いを探ることによって、写真の未来について考える1つのケーススタディを形成して、今後の写真教育に役立てることを目的に開催される。

また、同写真展を通じて両国学生の国際文化交流が促され、他文化や価値観に触れつつ、より発展的な写真作品の制作を模索することで、普段の制作では得られない新たな知見と経験を学ぶ機会となる。