生産者・料理人・メーカーが一丸となり生まれた新商品

メンマの国内シェア約3割を占める『丸松物産(まるまつぶっさん)株式会社』は、純国産メンマプロジェクト代表・古賀貴大氏、ラーメン店「飯田商店」店主・飯田将太氏と共同開発した業務用『国産穂先メンマ水煮(飯田商店監修)』を、2026年9月末開催のラーメン産業展に合わせて発表・発売します。
本商品は、福岡県糸島市の放置竹林から生まれた純国産メンマです。丸松物産はメーカーとして、商品設計・加工・量産・全国流通を担い、国産メンマの消費拡大を通じて、竹林整備が継続する仕組みづくり と、ラーメン一杯の価値を高める新たなメンマ文化の創出に挑戦します。

福岡県糸島市の竹林にて(注釈1参照)
国産メンマを使用したラーメン
注釈1)左から 純国産メンマプロジェクト代表・古賀貴大氏、丸松物産(株)代表取締役社長・松村大輔、飯田商店店主・飯田将太氏、Japanese Ramen Noodle Lab Q・平岡寛視氏、丸松物産(株)役員・萩原真太郎、丸松物産(株)九州営業所所長・船津丸隆
開発背景:日本のラーメン文化に『国産メンマ』という新たな価値を
ラーメンは、日本を代表する食文化の一つとして国内外で親しまれています。しかし、その一杯に欠かせないメンマは、国内市場の大半を中国産が占め、残る流通品も主に台湾産やベトナム産などの輸入品で、国産品はほとんど流通していません。日本の国民食でありながら、その代表的な具材であるメンマは海外に大きく依存しています。近年、ラーメン一杯の価格は1,000円を超える店舗も増えています。価格競争ではなく、素材や産地、生産背景まで含めた「この価格に見合う価値」を伝えることが、多くのラーメン店に求められています。トッピングにも、おいしさだけでなく、店のこだわりや物語を表現できる付加価値が重要になっています。
一方、全国各地では、管理されない放置竹林の拡大が地域課題となっています。その解決策として、伸びすぎた筍を収穫してメンマへ活用する取り組みが広がっていますが、多くは地域内での小規模な活動に留まり、量産体制や販路の確保が課題となっています。作り手が増えても、市場へ継続的に届ける仕組みがなければ、放置竹林の解消には繋がりません。
丸松物産は、この3つの課題をつなぐメーカーとして、国産メンマの事業化と市場づくりに挑んでいます。生産者の取り組みを業務用商品へと磨き上げ、全国のラーメン店へ安定供給することで、国産メンマを「地域の特産品」ではなく、日本のラーメン文化に寄与する新たな価値として育てていきます。
竹次郎社・飯田商店・丸松物産 三者連携で実現した純国産メンマ
今回発売する『国産穂先メンマ水煮(飯田商店監修)』は、生産者・料理人・メーカーがそれぞれの専門性を持ち寄り、「竹林からラーメン店まで」を一つにつないだ三者連携プロジェクトです。丸松物産は、放置竹林の解消と国産竹資源の活用に取り組む、純国産メンマプロジェクト代表・古賀貴大氏の理念に共感し、長年培ってきたメンマの商品開発・加工技術を生かして、かねてより同プロジェクトに参画してきました。
2026年4月には、飯田商店店主・飯田将太氏と丸松物産の担当者が福岡県糸島市の竹林を訪問し、現地の竹林整備や竹の収穫に参加。本商品は、その際に自ら収穫に携わった竹を原料の一部として使用しています。単に国産原料を仕入れて商品化するのではなく、竹林の現場を知り、生産者が抱える課題や竹林を未来へつなぐ想いを共有したことが、商品開発の出発点となりました。
この商品は、単なる国産素材ではありません。生産者が竹林を守り、料理人が一杯の価値を磨き、メーカーがその価値を全国へ届ける。三者がそれぞれの役割を担うことで生まれた、新しい業務用メンマです。
商品特長・およびラーメン店への提供価値
本商品は、ラーメン店ごとの味づくりや一杯の個性を生かせる業務用素材として開発しました。強い味付けで素材を隠すのではなく、料理人が自店の一杯に合わせて仕上げられる“余白”を持たせた設計です。また、単に環境配慮の面から選ばれる食材ではなく、ラーメンに合い、一杯の価値を高める武器となる食材を目指して開発しました。
- 一杯の差別化につながる国産素材輸入品が主流のメンマカテゴリーにおいて、「国産」「糸島の竹林」という背景を持つことで、店独自の価値提案につながります。また、国産メンマはメンマ特有の独特の風味がなく、筍本来の香りや歯切れの良さといった、従来のメンマと異なる美味しさをお楽しみいただけます。
- 穂先ならではのしなやかな食感と見た目の存在感が、一杯の完成度を高める
やわらかさの中にほどよい繊維感を持つ穂先部分を使用。スープになじみながらも、噛んだ瞬間の確かな存在感が、一杯の完成度を高めます。
- 料理人の味づくりを生かす水煮設計味付前の水煮品として、店舗ごとの調理工程に取り入れやすく設計。料理人の発想を制限せず、店独自の一杯に仕上げられます。
- つくり手の顔が見えるストーリー性と透明性生産者・料理人・メーカーの三者が連携して開発。放置竹林対策と国産資源の活用に繋がる背景を、メニューや店内POP、SNSで伝えることで、共感を生む付加価値づくりにも貢献します。
飯田商店・飯田将太氏の協力:ラーメン店の現場に寄り添う商品設計
本商品の開発では、ラーメン店「飯田商店」店主・飯田将太氏が、料理人の視点から商品設計に参画しました。2026年4月には、飯田将太氏と丸松物産の担当者が福岡県糸島市の竹林を訪問し、竹林整備や竹の収穫に参加。現地で原料に触れ、生産者の想い・竹林が抱える課題を自ら体感しました。その経験をもとに、ラーメンに求められる香り・食感・サイズ・スープとの一体感を商品設計へ反映しています。

飯田商店 店主・飯田将太氏
放置竹林を実際に訪れて、竹林が拡大しているという課題感以上に、「こんなに豊かな食材が豊富に実っているんだ」という期待を抱きました。収穫したての孟宗筍を地域の中華料理店で焼いてもらうと、立ち上る香りはまるでトウモロコシのよう。その素材本来の香りを残すことを、今回の商品監修でも大切にしました。
従来のメンマは筍を発酵・乾燥させていることから、独特の風味があり、フレッシュな素材感からは遠ざかっていました。ラーメンが進化を続ける中で、メンマだけは時が止まっているように感じていました。
今回発売する国産メンマは、孟宗筍本来のおいしさを生かした、新しいメンマの選択肢です。料理人の発想次第で、メンマは単なるトッピングではなく、ラーメン一杯の完成度と価値を高める食材になります。
完成度を追求するラーメン店が増えている今、この国産メンマとの出会いは、ラーメン業界への贈り物だと感じています。ぜひ多くの料理人の皆さまに手に取っていただき、自分の一杯にしかない表現へと仕上げていただけたら嬉しいです。
商品詳細

商品写真 ※本画像は開発中のイメージのため、実際の商品とは一部異なる場合がございます。

ラーメンへのトッピングイメージ

販売について
2026年9月末開催のラーメン産業展にて、発表・提案を開始予定です。■開催日:2026/9/30(水)~2026/10/2(金)
■会場:東京ビッグサイト東ホール
■小間番号:1B-33
■主催:FOOD STYLE Japan 実行委員会(ラーメン産業展事務局)
■公式サイト:https://ramenexpo.jp/tokyo.php
また、通常の業務用卸ルートに加え、弊社公式業務用通販サイトでも発売を予定しております。
・業務用通販サイト:https://www.marumatsu-mb.jp/
国産メンマ開発ストーリー動画
丸松物産公式Youtubeチャンネルにて、国産メンマ開発ストーリー動画を配信しております。ぜひご参考くださいませ。
本件に関する問い合わせ先
丸松物産株式会社 IT企画販売サポート部 森谷奈々美(もりやななみ)Mobile:070-7579-9778 E-mail:n-moriya@marumatsu-mb.co.jp Tel:023-673-5511
丸松物産株式会社企業HP:http://www.marumatsu-mb.co.jp/
●代表取締役社長/松村 大輔●創業/1895年●設立/1983年●資本金/9,800万円●従業員数/約180名●年間売上高:65億円(2026年6月期)●所在地/本社:〒155-0033 東京都世田谷区代田1-47-2 丸松ビル/国内工場:〒999-3100 山形県上山市新北浦(しんきたうら)3番地 ●事業内容:メンマおよび調理食品の製造・販売、輸入食材販売
丸松物産株式会社は、ラーメンに欠かせない「メンマ」の製造・販売を手掛ける食品企業です。また、創業者である故・松村秋水が、かつてシナチクと呼ばれていた食材を「メンマ」と命名したことから、業界内では『メンマの名付け親』としても知られています。現在の取引企業数は約800社を超え、業務用販売ルートを通じて全国のラーメン店、その他飲食店、宿泊業界、弁当・給食業界等に製品をお届けしています。また、大手コンビニエンスストアの麺商品等にも弊社のメンマが使用されています。
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