東京ディズニーシー(TDS)のアメリカンウォーターフロントにある「レストラン櫻」。日本人移民がオーナーを務める、ニューヨークの和食レストランがテーマになっています。
今回はそんな「レストラン櫻」で提供されている、「ディズニー・イースター」限定のスペシャルセット(2,880円)を実食レポートします。
日本の春がいっぱい!「主菜盛り合わせ」
まずは「主菜盛り合わせ」から見ていきましょう。
「主菜盛り合わせ」には、赤魚の塩麹焼き、合鴨スモークのオレンジソース、蕪のトマト煮 バジルソース、椎茸とミニトマトの味噌クリーム、粟麩の蕗味噌、うずらの玉子、三色刻み湯葉、若桃甘露煮がそれぞれ盛り付けられています。
■赤魚の塩麹焼き
塩麹のちょうどいい塩味が効いていて、思わずご飯が進みます。
■合鴨スモークのオレンジソース
最初見たとき「マーマレードのようなオレンジソースが鴨肉に合うのかな?」と思っていました。
しかし、いざ口に入れてみると、オレンジソースの甘酸っぱさが鴨肉とよく合っていました。
■蕪のトマト煮 バジルソース
かぶを煮込んだものに、バジルソースがかけられています。
最初は大根と見間違えてしまったのですが、ちょっと硬めなところはかぶらしいですね。
かぶの旬は3月~5月ですので、ちょうど美味しい時期に当たります。バジルとの相性もいいですね。
■粟麩の蕗味噌
粟麩(あわぶ)と呼ばれる、生麩(なまふ)に粟(あわ)をまぜて黄色に蒸し上げたものに、蕗(ふき)味噌が塗られています。
蕗味噌の「蕗」とは、早春を代表する山菜の「ふきのとう」のこと。
蕗味噌はこの時期、ご飯の友として作られることが多いおかずです。粟麩と一緒に食べると、これもご飯が進みます。
■うずらの玉子
ほんのりラベンダー色。春の到来が感じられますね。
■三色刻み湯葉
最初見たときに春雨かと思ってしまいました。サクサクした食感で、なんだか不思議な一品でした。
■若桃甘露煮
緑色の丸っこい若桃を甘く煮込んだものです。
若桃とは、桃を大きく育てるために、間引きで抜いた未熟な桃のことです。主菜盛り合わせの中でも、アクセントになっていました。