しゃべり過ぎ
緊張すると、沈黙が怖くて、ついついしゃべり過ぎてしまいませんか? 「しーん」と静まっている空気を読んで、盛り上げようと一生懸命にしゃべっても、相手にとってはうるさいだけ……という場合もあります。「初対面の人に一方的にしゃべられると、自分に興味ないんだなぁって思う」と言う人もいます。これでは、空気を読んだつもりが、逆効果ですね。
「何か言わなくちゃ」「盛り上げなくちゃ」と雰囲気を読みすぎてしゃべるより、相手の話しを聞く役に回ることをおすすめします。「でも、初対面の人と沈黙になったら、その空気に耐えられない」という人も多いと思います。そんな時は、相手に質問を投げればOKです。人間には、話したいという欲求や、自分のことを聞いて欲しい欲求があるそうです。ですから、相手にしゃべってもらうようにすれば、相手は勝手に心地よくなり、「また会いたいな」という気持になってくれるのです。初対面の人と話す時には、是非、相手にしゃべってもらうことを意識してみてください。
話しを盛ってウソだらけ
初めて会った人には、いい印象を持ってもらいたいと思うものですが、ウソは自分のためになりません。進学や就職などで環境が変わり、過去を捨てたつもりになって「かっこいい自分」をつくっても、大抵、後でバレます。
例えば、知人に頼まれて協力した“カットモデル”の経験を「昔、モデルしてた」などと自己紹介するのがその一例。そして、話しを盛り過ぎると、その時の会話は弾んだように見えても、相手はあなたに対して「嘘くさい人」という印象を持って帰っているかもしれないのです。“ウソ”や“盛り”は、しっぺ返しがついています。最初から本当の自分を知ってもらう方が、いい関係が長く続けられると思いますよ!