不倫を経験した人たちは、自らの“過去”を、どんなふうに考えていると思いますか?

そこで今回は、匿名を条件に不倫経験者たちに集まっていただき、座談会を開催。

ご自身の不倫体験への本音を、テーマに沿って、ぶちまけてもらいました。

【座談会参加者】
A子さん(31歳)・・・20代の頃に職場の上司と3年不倫。妻バレし、慰謝料を100万円支払う

B子さん(36歳)・・・W不倫がバレて、夫と離婚し1年経過

C子さん(29歳)・・・学生時代の元カレと2年近く不倫し、妻バレする前に別れた

テーマ1. ぶっちゃけ「自分の不倫経験」を、ひと言で表すと…?

A子「私は、不倫の末に慰謝料を払うまでにドロ沼化したので、正直、ひと言で表すと『後悔』って感じ」

B子「慰謝料は、生々しい話ですよね。私も、W不倫をしていて、当時の夫にバレて離婚をされたので、不倫の代償として夫に慰謝料を払いました。

でも、不倫を始めた時から夫には愛情がなかったので、離婚して後悔はないんです。だから、ひと言で不倫を振り返るなら『人生の転機』って言葉が合うかも」

C子「私は、未練があって別れた元カレとの不倫だったので、本当は終わらせたくなかった。不倫したことで、むしろもっと気持ちが強くなってしまったので『悲恋』って感じです」

B子「相手のことを本気で好きじゃなくちゃ、わざわざ“不倫”なんてリスクを背負わないですよね」

テーマ2. 不倫を通じて、自分の価値観が変わったと思いますか?

B子「私は、離婚までしちゃったので、“結婚”への価値観が変わりましたね。

結婚する前は、ぶっちゃけどんな人と結婚しても、結婚生活の満足度なんて、そんなに変わらないんじゃないかと思ってました。

でも、結婚後に本気で好きな人に出会ってしまったので、やはり結婚には、“愛”ほど大事なものはないって思うようになりました」

A子「私はむしろ、結婚への理想や幻想が崩れた感じです。

不倫しているとき、まわりにも何人か不倫中の女友達がいて、よく集まって不倫話をしていたせいもあるんですけど『世の中の男って、けっこう不倫しているんじゃん』みたいな感覚になりました」

C子「私も同じ。結婚しても不倫する男の話をよく聞くし、実際、私の元カレもそうだったし。結婚願望が薄れました」