~都市のにぎわいと水辺の静けさが交差する、建物と街の新たな接点~

株式会社Yuinchu(本社:東京都品川区/代表取締役:小野正視、以下、当社)は、株式会社サンケイビルが2026年7月22日(水)に開業した木造中高層オフィスビル『KiGi AKIHABARA』内の1階・2階に、カフェ&レンタルスペース「WAND(ワンド)」を2026年10月16日(金)にオープンします。
当社は、KiGi AKIHABARAにおいて、施設のコミュニケーション設計および空間運営を担当しています。建物の完成をゴールとするのではなく、そこを訪れる人や生まれる活動、街との関係によって、建物の価値が継続的に育まれていく環境づくりを目指し、場づくりを進めてきました。
WANDは、その考え方をより日常に近いかたちで実践していく場として、1階にカフェ&レンタルスペース、2階に施設共用部&レンタルスペースを備えます。KiGi AKIHABARAで働く人だけでなく、地域で働く人や暮らす人、街を訪れる人など、さまざまな人が立ち止まり、それぞれの時間を過ごしながら、ときには人や活動とつながることのできる場として運営していきます。

にぎわう秋葉原のそばで、神田川にひらかれた「余白」をつくる
KiGi AKIHABARAが位置するのは、多様な人や情報、文化が行き交う秋葉原エリアです。一方で、建物が面する神田川沿いには、秋葉原駅周辺のにぎわいとは少し異なる、穏やかな風景が広がります。さらに浅草橋方面へと歩みを進めると、問屋街や個店などが点在し、また異なる街の表情が感じられます。当社は、KiGi AKIHABARAの開業に向けてこの場所と関わる中で、このような都市のにぎわいと水辺の静けさが隣り合う環境を、このエリアならではの魅力の一つとして捉えてきました。
WANDは、こうした周辺環境の中で、人が立ち止まり、出会い、過ごし、新たな活動が生まれる「余白」をひらくことで、KiGi AKIHABARAと街との新たな接点をつくっていきます。

ブランドコンセプト:「この場所から、静かに、広げていく。」
ここから始まる関係性が、木の枝葉のように少しずつ広がっていくこと。訪れた人の一日に、小さな変化が生まれること。完成された場を提供するのではなく、素材や光、時間、そして人のふるまいによって、場所そのものが少しずつ育っていくことをイメージしています。「枝」「魔法の杖」「湾処」。3つの意味を持つ「WAND」
店名「WAND」には、3つの意味が込められています。ひとつは、大きな木へとつながるはじまりの形である「枝(branch)」。ふたつ目は、日常に小さな変化をもたらす「魔法の杖(wand)」。そして日本語の「わんど(湾処)」です。「わんど」とは、川の流れが静まり、生き物が集まる水辺を意味します。神田川のほとりという立地と、人が穏やかに集まる場所のあり方を重ね、WANDという名前が生まれました。

KiGi AKIHABARAの思想を、空間と素材に落とし込む
WANDの空間づくりでは、株式会社サンケイビルとともに、Puddle株式会社が空間デザインを担当。対話を重ねながら、「KiGiが訪れる人々にとってどのような体験がつくれるか」を検討してきました。 Puddleは、「ダンデライオン・チョコレート」や「SANU」など、飲食店や宿泊施設をはじめ、心地よい空間を数多く手掛けている設計事務所です。その考え方は、空間の意匠だけでなく、そこで使われる家具や器にもつながっています。
食器類は、東京・原宿に拠点を構える陶芸スタジオ「CLAY STUDIO」が担当。
手触り感・有機的なデザインにこだわり、それぞれ表情が異なる、2つとないものに仕上げました。
また1階・2階の家具には、群馬県みなかみ町の「イヌワシ木材」を採用しました。イヌワシ木材は、同町北部に広がる「赤谷の森」で、絶滅危惧種であるイヌワシの生息環境を守るため、人工林を自然林へと戻す過程で伐り出される木々を活用する取り組みです。これまで価値の低い木材として扱われてきた木々に新たな価値を見いだし、木材の活用を地域や森の循環につなげることを目指しています。
当社はこれまで、イヌワシ木材を活用した上毛高原駅構内のコーヒースタンド「イヌワシストア」の立ち上げなど、運営会社である株式会社plowerの場づくりに伴走してきました。今回、木を大きなテーマとするKiGi AKIHABARAの中で、人が日常的に触れる家具にイヌワシ木材を取り入れることで、建築の「木」から、家具の「木」、そしてその背景にある森や地域へと、つながりが広がっていく空間になると考えました。単に木を素材として用いるのではなく、その木がどこから来たのか、なぜ伐られたのか、そこにどのような人や活動が関わっているのかを“知るきっかけ”をつくる。こうした関係性を日常の中にひらいていくことも、WANDが担う役割のひとつです。
カフェとレンタルスペース、ふたつの機能

1階「カフェ&レンタルスペース」日常的に誰もが立ち寄ることのできるカフェとして、コーヒーや焼き菓子を中心に、昼食どきにはタコスなどを提供します。また通常のカフェ営業だけでなく、イベント・ワークショップ・展示・撮影等にも利用できるレンタルスペースとして展開します。

2階「施設共用部&レンタルスペース」KiGi AKIHABARAの施設共用部とともにレンタルスペースを設けます。ミーティングや交流会、イベント、撮影など、働くことに限らない多様な活動を受け止めることで、KiGiの中に新たなコミュニケーションや活動が生まれるきっかけをつくります。
カフェとして過ごす時間、仕事の合間のひと休み、打ち合わせ、イベントやワークショップ、撮影や新しい企画など、WANDは日常のさまざまな行為を受け止める場所です。「流れの速い都市にほんの少し静けさを差し込む」「訪れた人の一日に、やさしい余白をつくる」という想いのもと、人と人、人と建物、そしてKiGi AKIHABARAと街との関係が自然に生まれ、少しずつ育っていく場を目指します。
店舗概要
名 称:WAND(読み:ワンド)所 在 地:東京都千代田区東神田二丁目8-16 KiGi AKIHABARA 1F
オープン日:2026年10月16日(金)
営 業 時 間:10:00 - 17:00
定 休 日:不定休
Web:https://wand-akihabara.com
Instagram:@wand_akihabara
会社概要
会社名:株式会社Yuinchu
所在地:東京都品川区上大崎2-11-10藤原ビル5F
設 立:2012年8月8日
代表取締役:小野 正視
事 業 内 容:空間開発・運営事業 / 飲食開発・運営事業
各種メディア開発・運営事業 / 各種プロデュース・制作事業
プレスリリース:Yuinchu、木造中高層オフィス『KiGi AKIHABARA』のコミュニケーション設計・場の企画運営を担当
KiGi AKIHABARAについて
施設名:KiGi AKIHABARA
所在地:東京都千代田区東神田二丁目8-16
プレスリリース:都心の中高層オフィスに木造×鉄骨造のハイブリッドという新たな選択肢 サンケイビル初の木造中高層オフィスビル「KiGi AKIHABARA」開業
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