「酒屋が選ぶ焼酎大賞」で殿堂入りした芋焼酎を、ホップソーダと緑茶で割った缶入り焼酎ソーダ
クラフトビール「ISEKADO(伊勢角屋麦酒)」を展開する有限会社二軒茶屋餅角屋本店(本社:三重県伊勢市、代表取締役社長:鈴木成宗)は、若潮酒造株式会社(鹿児島県志布志市、代表取締役社長:下戸誠司)の芋焼酎「GLOW EP05」を、ホップの香りを抽出した炭酸水(ホップソーダ)と緑茶で割った焼酎ソーダ「HOP GLOW SODA」を、2026年10月14日に数量限定で発売します。芋焼酎、ホップ、緑茶の3つに共通する香り成分「テルペン」※1に着目しました。3品種のホップと緑茶を重ね、芋焼酎の香りを引き立てる設計です。協業は、2025年9月の酒類コンペティション「ICC SAKE AWARD」から始まりました。その会場で、ISEKADOのブルワーがGLOW EP05を試飲したことがきっかけです。
※1 テルペン:植物がつくる香り成分の一群です。柑橘や花、ハーブの香りのもとになる成分の多くが、このグループに属します。

「HOP GLOW SODA」。わずかに黄みがかった、霞のある外観。
■ 開発の経緯
2025年9月、ICCサミット KYOTO 2025で「第5回 ICC SAKE AWARD」※2が開かれ、ISEKADOと若潮酒造はともに出展しました。ISEKADOのCTO山宮拓馬は、会場で若潮酒造の芋焼酎「GLOW EP05」を試飲し、マスカットを思わせる香りに強い印象を受けました。若潮酒造は同アワードにGLOW EP05を出品し、「美味しさ」部門で1位となっています。その後ISEKADOは、ノンアルコール飲料「ホップスパークリング シトラ」の販売再開に向け、新しい楽しみ方を検討していました。この商品は、麦芽を使わずにホップの香りを抽出した炭酸水です。ビールテイストの割り材とは異なり、ホップの香りを焼酎にそのまま重ねられます。焼酎などを割る飲み方を試すなかで、GLOW EP05と合わせると香りが互いに引き立つことがわかりました。この焼酎割りを缶入りの商品として届けるため、若潮酒造と協業してHOP GLOW SODAを開発しました。
※2 ICC SAKE AWARD:ICCパートナーズ株式会社が主催するカンファレンス「ICCサミット」で開かれる、酒類の造り手によるコンペティションです。出展者が提供する酒を審査員が試飲し、投票で順位を決めます。
■ 3つの素材に共通する香り成分
HOP GLOW SODAの設計は、芋焼酎、ホップ、緑茶が同じ系統の香り成分を持つという共通点を軸にしています。芋焼酎では、リナロールやゲラニオールなどのモノテルペンアルコール※3が、花や果実を思わせる香りを形づくっています。ホップの華やかな香りもリナロールやゲラニオールが担っており、緑茶にもこれらの成分が含まれます。いずれも、テルペンと呼ばれる成分の仲間です。香りの系統が近い素材を重ね、それぞれが別々に立つのではなく、柑橘を思わせるひとつの香りにまとまるよう配合しました。ホップはシトラを軸に、モザイクとネルソンソーヴィンを加えた3品種です。ホップスパークリング シトラをベースにしながら、焼酎と合わせることを前提にホップの構成を組み直しています。
※3 モノテルペンアルコール:テルペンのうち、炭素10個からなる「モノテルペン」に属し、アルコール類に分類される成分の総称です。リナロールはラベンダー、ゲラニオールはバラの香りに多く含まれる成分として知られています。
■ 緑茶を加えた理由
緑茶を使ったのは、香り成分の共通点に加え、お茶割りが焼酎の飲み方として日本で広く定着しているためです。焼酎との相性がすでに知られている緑茶を、芋焼酎とホップの橋渡し役に置きました。緑茶は、飲みごたえをつくる役割も担います。ホップと緑茶に含まれるポリフェノールは、口の中で唾液のたんぱく質と結びつき、渋みとして感じられます。HOP GLOW SODAは、甘さで厚みを出すのではなく、この渋みを味わいの骨格にしました。
■ 味わいと飲み方
外観は、わずかに黄みがかった霞のある色合いです。グラスに注ぐと、グレープフルーツの皮とマスカットを思わせる香りが立ち上がります。口当たりは軽やかで、炭酸がはじけたあとにホップのほろ苦さと渋みが広がり、芋焼酎の甘い余韻が続きます。氷をたっぷり入れたグラスに注ぐ飲み方をおすすめします。氷が溶けるにつれて香りが少しずつ開き、味わいも丸くなっていきます。
■ ラベルデザイン

ラベルは、GLOWシリーズのラベルデザインを担当する若潮酒造 営業課長の吉井健一氏が手がけました。
「本デザインでは、ISEKADOとのコラボレーションによる躍動感、期待感、そして喜びを表現いたしました。メインカラーにはISEKADOとGLOW EP05の共通色であるグリーンを採用し、GLOW EP05のテーマ「Ride the waves」の波を大胆に描き、4つのカラーを用いることで「ワクワク」や「驚き」を演出いたしました。」
(若潮酒造株式会社 営業課長 吉井健一)
■ 関係者コメント
「昨年のICC SAKE AWARDで、若潮酒造さんのGLOW EP05を試飲して感動しました。その後、ホップスパークリングを割り材として試していたとき、GLOW EP05と合わせると香りがぐっと引き立ちました。さつま芋に由来する香り成分とホップの香り成分は、どちらもテルペンの仲間です。その共通点が香りを引き立てたのだと考えています。緑茶を加えたのも同じ理由からです。お茶割りという、焼酎との相性がすでに知られた飲み方を、芋焼酎とホップの橋渡しにしました。」(ISEKADO CTO 山宮拓馬)
「ICC SAKE AWARDで鈴木社長、山宮さんに初めてお会いし、ISEKADOのペールエールを飲み、クラフトビールらしい個性とスタンダードとしての完成度の高さに感動しました。科学的な視点で醸造を追求する姿勢にも刺激を受けました。GLOWにはホップと共通する華やかな香りがあり、相性の良さを感じていました。そこに香り成分の共通点から緑茶を合わせるという発想も面白く、ワクワクしました。HOP GLOW SODAが、焼酎とクラフトビール、それぞれの飲み手と文化をつなぐ架け橋になればうれしいです。」
(若潮酒造株式会社 常務取締役 上村曜介)
■ 今後の展望
ISEKADOは今後も、割り材としての使い方をはじめ、ホップスパークリング シトラの新たな楽しみ方を探っていきます。■ 若潮酒造について

若潮酒造は、1968年に鹿児島県志布志市で創業した焼酎蔵です。芋焼酎の技術を受け継ぎながら、香りに特化した「GLOW」シリーズなど、新しい焼酎のかたちを追求しています。GLOWシリーズは2018年から、製法を社外秘としたうえで毎年中身とデザインを変えて発売しています。GLOW EP05は「酒屋が選ぶ焼酎大賞」の芋焼酎部門で2022年から3年連続で大賞を受賞し、殿堂入りしました。
■ 商品概要
・商品名:HOP GLOW SODA(ホップグローソーダ)・スタイル:焼酎ソーダ(Shochu Soda)
・品目:発泡酒(ホップを原料の一部に使用しているため、酒税法上は発泡酒に分類されます)
・スペック:アルコール分6%/IBU 20/350ml缶
・原材料:単式蒸留焼酎※4、ホップ、緑茶
・ベースの焼酎:若潮酒造「GLOW EP05」(芋焼酎)
・使用ホップ:Citra(シトラ)、Abstrax Mosaic(アブストラックス モザイク)、
Subzero Hop Kief Nelson Sauvin(サブゼロホップキーフ ネルソンソーヴィン)
・発売日:2026年10月14日(水)
・価格:825円(税込)
・販売チャネル:ISEKADO公式オンラインショップ(https://www.biyagura.jp)ほか
▶︎公式オンラインショップ(商品ページ)
https://www.biyagura.jp/c/allitems/hopglowsoda-c-1p
▶︎楽天市場(商品ページ)
https://item.rakuten.co.jp/isekadoyabeer/hopglowsoda-c/
・おすすめの飲み方:氷を入れたグラスに注ぐ
・賞味期限:充填より180日(10℃以下で要冷蔵)
・レシピ作成:ISEKADO CTO 山宮拓馬
・ラベルデザイン:若潮酒造株式会社 吉井健一
※4 単式蒸留焼酎:単式蒸留機で蒸留した焼酎で、原料の風味が残りやすいのが特徴です。本商品では、若潮酒造の芋焼酎「GLOW EP05」を使用しています。
■ 会社概要
・会社名:有限会社二軒茶屋餅角屋本店・代表者:代表取締役社長 鈴木成宗
・所在地:三重県伊勢市神久6丁目8番25号
・創業:1575年(天正3年)
・事業:餅菓子「二軒茶屋餅」(1575年~)、味噌・醤油醸造(1923年~)、
クラフトビール「ISEKADO(伊勢角屋麦酒)」(1997年~)の3部門
・URL:
▶︎コーポレートサイト:https://www.isekado.co.jp
▶︎ECサイト:https://www.biyagura.jp
▶︎OEMサイト:https://oem.isekado.co.jp/
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