―児童・生徒の見守りや、言葉にしなくても気持ちを伝え合える仕組みなど、安心して過ごせる空間を設計―




クラスター株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:加藤直人、以下「クラスター」)は、合同会社デロイト トーマツが受託した広域自治体の不登校支援事業に対して、オンライン上の3Dバーチャル空間を活用した「居場所」「学びの場」の構築に関する技術・ノウハウを2026年8月から提供したことをお知らせいたします。


■ 背景

不登校の児童・生徒など、一人一人の状況に応じた支援を必要とする児童・生徒が増加する中、学校以外にも安心して過ごせる居場所と、自分のペースで学べる環境を確保することが求められています。バーチャル空間は、対面での交流に不安を感じる子どもたちにとっても、アバターを介して無理のない距離感で人とつながることができる選択肢の一つです。

クラスターは、これまでバーチャル空間の企画・構築・運営を通じて培ってきた知見を、こうした教育分野の課題解決に活かしてまいります。


■ 本事業におけるクラスターの役割

本プロジェクトにおいてクラスターは、空間全体について、企画・コンセプト設計、3D空間・アセットの制作、UI/UXデザイン、アバターやコミュニケーション機能の実装、公開後の運用サポートに至るまで、空間構築に関わる工程を包括的に担当しました。


■ 実装した主な機能と特長

1. 【自治体職員・オンライン支援員向け】広い空間内における「児童・生徒の居場所・状況把握」機能
広大なバーチャル空間(ワールド)内において、児童・生徒が現在どのエリアで、どのように過ごしているかを一目で把握できるシステムを実装しました。これにより、自治体職員やオンライン支援員などが、児童・生徒のペースを尊重しながら、適切なタイミングで見守りや声かけを行うことが可能になります。

2. 【児童・生徒向け】ワンタップで互いを励まし合える「応援」ボタン
オンライン学習に取り組んでいる他の友達に対して、気軽にリアクションを送れる「応援」ボタンを実装しました。直接的な会話やチャットでのコミュニケーションに心理的ハードルを感じる児童・生徒でも、ボタン一つで「一人じゃない」「一緒にがんばっている」という緩やかなつながりを感じられる仕組みです。

3. 【交流促進】他自治体とつながる「教育庁フロア」と「部室」の開設
他の自治体から参加する児童・生徒やオンライン支援員とも交流できる、パブリックなワールド「教育庁フロア」を構築しました。さらに、フロア内には「部室」という共通の興味関心で集まれる枠組みを用意しています。イベントの実施や日々のサポートを通じて、児童・生徒が無理なく段階的にコミュニケーションを広げていけるよう、空間全体の導線と体験を設計しています。


■ クラスター株式会社 執行役員 法人事業本部(cluster事業本部統括)岡庭 嵩 コメント

バーチャル空間を活用した新たな学びの場づくりに携われたことを光栄に思います。不登校の子どもたちが安心して過ごし、自分のペースで学び、人とつながることのできる場をつくるうえで、バーチャル空間にできることはまだ多くあると考えています。現場の声に耳を傾けながら、教育分野におけるバーチャル空間の活用を今後も支えてまいります。





https://www.educator.cluster.mu/





■クラスター株式会社について
クラスター株式会社は、「あらゆるヒト、モノ、技術をつなげる共創空間のOSをつくる」をビジョンに掲げ、日本最大級のバーチャル空間のプラットフォームを開発・運営するテクノロジーカンパニーです。独自開発した大規模同時接続基盤を核に、リアルとバーチャルを融合する共創空間インフラを提供しています。製造・建設・教育・国際会議・エンターテインメントなど多様な業界で採用され、スマートフォン/PC/VRなどマルチデバイスに対応。最大10万人が同時接続できるリアルタイム空間を構築し、多数のIPコンテンツや大型イベントで実績を重ねています。高い信頼性と拡張性を兼ね備え、商業利用とスケールの両立を実現するBtoB型プラットフォームとして成長を続けています。
また、研究所を社内に設置し、ユーザー行動解析、バーチャルAIエージェント、AIによる3D制作自動化などのR&Dを推進。外部研究機関・大学との共同研究や実証実験も積極的に展開し、技術の進化を加速させています。
テクノロジーと創造力を融合し、バーチャル体験の未来を切り拓く―クラスターは次世代の社会インフラをつくり続けます。
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