地域・行政・企業がともに育てる、「楽しそう」から食が循環するコミュニティデザイン
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:荒木直也、以下「H2O」)が大阪府・兵庫県で展開する地域共創プロジェクト「食とわ(しょくとわ)」が、「2026年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。


「食とわ」は、暮らしに身近な「食」を通して、資源がめぐる「環」、人がつながる「輪」、食に ついて語り合う「話」という3つの「わ」を地域に育てるプロジェクトです。生ごみを堆肥に変える「食とわコンポストチャレンジ」、持て余した食材を持ち寄って料理する「食とわクッキング」、食の当たり前を問い直す“まなび”と“あそび”のひろば「食とわパーク」の3つを入り口に、食品ロスや資源循環の課題に、地域の生活者とともに取り組んでいます。
これまで「食とわコンポストチャレンジ」には延べ約800世帯・約2,300人が参加し、生ごみは累計約2.8トン※1を堆肥化しました。堆肥は 五月山動物園(大阪府池田市)や能勢電鉄・絹延橋駅ホーム(兵庫県川西市)での野菜づくり、宝塚市での苺の栽培に使われ、「食とわ」には自治体、鉄道会社、農家、大学など21団体※2が参画しています。今後は、地域の企業や団体、生活者が「食とわ」に参加できる仕組みづくりを進め、食の循環の「わ」をさらに広げてまいります。
※1:2022年10月から2026年4月に実施した計11回の「食とわコンポストチャレンジ」の累計。H2O調べ。
※2:2026年10月時点。


○受賞概要
受賞対象名: 食とわ
受賞対象の概要:
食品廃棄物をなくすために始まったプロジェクトが、「楽しそう」を入り口に、気づけば食の未来につながっていた。そんな暮らしのアップデートを目指す取り組みが「食とわ」です。コンポスト・クッキング・対話の3つを軸に、地域の人・食・場をつなぐ「わ(環・輪・話)」を育て、食と暮らしの新しい当たり前を地域からつくっています。前身となる地域実践は、環境省「食品廃棄ゼロエリア創出モデル事業」に2022年より4年連続で採択。
デザイン担当:
株式会社honshoku+一般社団法人フードサルベージ+
株式会社地球Labo
○受賞者コメント
「食とわ」は、当社のグループビジョンに掲げる「楽しい」「うれしい」「おいしい」という価値を、地域の方々とともに創り出す取り組みです。参加いただいた皆さまの共感をきっかけに関係性が深まり、地域の中で自発的な活動の「わ」も着実に広がってきました。今回の受賞が、さらに多くの方々と出会い、ともに食と暮らしの未来を育んでいく大きな原動力となることを心より願っております。
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 経営企画グループ サステナビリティ推進室長 西田哲也
○グッドデザイン賞審査委員による評価コメント:
本事業では、食品ロスや資源循環を掲げて取り組まれている。課題に対して正面から向き合う 関係を意図的に避け「楽しそう」が入り口になるように設計された、その視点が評価された。また、企画だけにとどまらず、実装期間のなかで巻き込んでいる地域関係者・地域組織の多様性、参加者からの主体的な運動の発露なども評価のポイントであった。主客という線形の関係ではなく、共創という円環の関係の構築を目的にされた本取り組みから学べる箇所は多い。
グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ:
https://www.g-mark.org/gallery/winners (「食とわ」で検索できます)
グッドデザイン賞とはグッドデザイン賞は、1957年創設の、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。 製品、建築、サービス、システム、地域の取り組みなど、有形無形を問わず、さまざまなものごとを対象としています。受賞のシンボル「Gマーク」は、よいデザインを社会に広げるマークとして親しまれています。2026年度は第70回の節目にあたります。
https://www.g-mark.org/

「食とわ」をともにつくるメンバー


エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社
事業主体。場と仕組みをつくり、地域のパートナーとの連携を担う。
株式会社地球Labo
コンポストチャレンジの企画運営、資源循環の実践、自然と人と地域をつなぐコミュニティ づくり。
株式会社honshoku
コンセプト設計、編集、クリエイティブディレクション。
一般社団法人フードサルベージ
持ち寄った食材で料理する場づくり。
「食とわ」公式サイト https://shokutowa.jp
「食とわ」Instagram https://www.instagram.com/shokutowa/

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