11月3日~7日は「いいさかなの日」。愛知県の水産加工会社まんてん.と茨城県の開智望中等教育学校が魚食文化を次世代へつなぐ「メヒカリの炊き込みご飯」の商品化に挑む

有限会社まんてん.(本社:愛知県豊橋市)は、茨城県守谷市の開智望中等教育学校の生徒14名とともに、愛知県蒲郡市などで水揚げされる深海魚「メヒカリ」を使った新商品開発プロジェクトを進めています。
日本では、食生活やライフスタイルの変化などを背景に「魚離れ」が続いています。
まんてん.はこれまで、地元・愛知県蒲郡産のメヒカリやニギスなどの水産加工を手掛けるだけでなく、学校や大学などで、魚や水産業を次世代へ伝える食育活動にも取り組んできました。
今回のプロジェクトは、2025年9月に同校で行った講義・調理実習をきっかけに、生徒たち自身の「まんてん.さんと商品開発をしたい」という声から始まりました。
6年生から11年生までの14名が集まり、学年を越えてレシピの考案や試作、パッケージデザインなどを検討。2026年10月6日には、守谷市長や教育長らを招いた試食会を開催し、生徒たちが考案した「メヒカリの炊き込みご飯」を披露しました。
11月3日~7日の「いいさかなの日」に合わせ、生徒たちが自ら魚の魅力を考え、次の世代へ伝えようとする取り組みをご紹介します。
きっかけは一袋のポテトチップス。「自分たちも商品を作りたい」
プロジェクトの始まりは、2025年9月17日。まんてん.の代表・黒田が開智望中等教育学校を訪れ、メヒカリについての講義と調理実習を行ったことでした。その際、生徒たちが口にしたのが、まんてん.と愛知県蒲郡市立東部小学校の児童が共同開発した「がまごおりポテトチップ メヒカリ パンチ味」です。
この商品のおいしさに感動した生徒たちから、「自分たちもまんてん.さんと商品開発をしてみたい」という声が上がりました。その思いを受け、校内で参加者を募集。6年生から11年生までの14名が集まり、商品開発プロジェクトが動き出しました。
活動は生徒主体で進められ、毎週の話し合いに加え、黒田とも定期的にオンラインで意見交換を実施。学年の異なる生徒たちが協力しながら、「みんなに愛されるメヒカリ商品」を目指して試行錯誤を重ねてきました。

スープか、ご飯か。試作を重ねて「メヒカリの炊き込みご飯」に決定!
2026年春、生徒たちはスープ班とご飯班に分かれ、メヒカリを使った新しいメニューを検討しました。それぞれがレシピを考案し、試食や意見交換を重ねた結果、同年5月29日に黒田が学校を訪問した際、「メヒカリの炊き込みご飯」を商品化するメニューとして最終決定しました。
炊き込みご飯には、メヒカリのほか、まいたけ、生姜、油揚げ、昆布だし、メヒカリ魚醤などを使用。魚のうま味を生かしながら、幅広い世代に親しんでもらえる味を目指しています。
また、生徒たちは味だけでなく、パッケージデザインについても検討を進めています。「開智望中等教育学校らしさ」「逆張り」「遊び心」といった視点を大切にし、AIを活用したデザイン案の制作にも挑戦しています。


守谷市長・教育長らも参加。10月6日に試食会を開催
2026年10月6日、黒田が再び開智望中等教育学校を訪問しました。午前中には約80名の生徒に向け、メヒカリの生態や水産資源、海水温の変化、魚食文化の現状などについて講義を実施しました。その後、12時30分からは守谷市長・教育長らを招き、生徒や教職員など約30名が参加する試食会を開催。生徒たちが考案したレシピをもとに、担当の日下先生が前日から準備した「メヒカリの炊き込みご飯」を振る舞いました。
この日の炊き込みご飯は、商品化に向けた試作品です。今後も味や仕様などの検討を重ねながら、完成を目指します。

「小学生にも魚を好きになってほしい」。商品開発に込めた生徒たちの思い
今回のプロジェクトの大きな特徴は、生徒自身の意思から始まったことです。担当の日下先生によると、まんてん.との商品開発を希望したのも、黒田への相談を申し出たのも生徒たちでした。先生は主に連絡や調整を担い、生徒たちの主体的な活動を支えています。
参加する14名の生徒たちが共有しているのは、「小学生にも魚を好きになってもらいたい」「魚のおいしさを伝えたい」という想いです。単に新しい商品を作るだけではなく、自分たちよりも幼い世代にも魚の魅力を知ってもらうことを目指しています。

かつては未利用魚だったメヒカリ。まんてん.が取り組む魚食文化の継承
メヒカリは、主に水深200~400m付近に生息する深海魚です。愛知県蒲郡市は国内の主な水揚げ地の一つで、白身のやわらかな食感や脂のうま味が特徴です。まんてん.は、蒲郡産メヒカリの加工品を製造・販売し、愛知県を中心とした学校給食にも製品を供給しています。同社が大切にしているのは、単に魚を加工して販売するだけでなく、魚の価値を高め、その魅力を次世代へ伝えていくことです。
これまでに愛知県、大阪府、東京都などの小中学校・高校・大学で、約50回にわたるメヒカリの出前授業を実施。水産高校との共同開発による魚醤「深輝」の商品化など、教育現場との連携にも取り組んできました。
今回の開智望中等教育学校との商品開発も、こうした活動から生まれた新たな挑戦です。
11月3日~7日は「いいさかなの日」。魚のおいしさを、次の世代へ
水産庁は、水産物の消費拡大に向けて毎月3日~7日を「さかなの日」、11月3日~7日を「いいさかなの日」としています。日本では近年、魚の消費量が減少し、魚食文化をどのように次世代へつないでいくかが課題となっています。今回の商品開発は、そうした課題に対して、生徒たちが自分たちなりの答えを考え、実際の商品という形にしようとする取り組みです。
「魚を食べてもらうには、どんな商品がいいだろう?」
そんな問いに向き合いながら、生徒たちは商品開発を進めています。まんてん.は「いいさかなの日」を機に、この取り組みを広く発信し、メヒカリをはじめとする水産物のおいしさや、魚食文化の魅力を知っていただくきっかけにつなげたいと考えています。
生徒たちの発案から、実際の商品へ。2027年2月の商品化を目指す
生徒たちは現在、2027年2月に予定されている学校の文化祭に間に合う形での商品化を目指し、開発を進めています。正式な商品名やパッケージ、発売日、販売場所などは今後決定する予定です。また、商品をどのように届けていくかについても、生徒たち自身がアイデアを出し合っています。将来的には一般販売も視野に入れながら、多くの人にメヒカリのおいしさを知ってもらえる商品を目指していきます。
一袋のポテトチップスとの出会いから始まった、14名の生徒たちの挑戦。
魚のおいしさを知った生徒たちが、今度はその魅力を伝える側へ。まんてん.はこれからも「食」を通じて、地域の水産資源と次世代をつなぐ取り組みを続けていきます。

有限会社まんてん.について
有限会社まんてん.は、愛知県豊橋市に本社を置く水産加工会社です。愛知県蒲郡産のメヒカリやニギスを中心とした水産加工・商品開発を手がけています。「魚のおいしさや価値を、次の世代へつなぐ」ことを大切に、未利用魚の商品化や水産加工で生じる未利用部位の活用、学校・大学での食育など、魚を加工して届けるだけにとどまらない活動にも取り組んでいます。
地域の水産資源に新たな価値を生み出し、魚食文化を未来へつないでいくことを目指しています。
【会社概要】
会社名:有限会社まんてん.
所在地:〒441-8077 愛知県豊橋市神野新田町字ヲノ割40-1
代表者:代表取締役 黒田 孝弘
事業内容:メヒカリ・ニギスを中心とした深海魚の加工食品製造・卸販売ほか
TEL:0532-33-2461
公式サイト:https://manten-ff.com/
通販サイト:https://mehikarikun.com/
本取り組みの様子や商品開発の進捗は、まんてん.公式Instagramでも発信していきます。
https://www.instagram.com/manten.mehikarikun/?hl=ja

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「まんてん.」PR事務局 担当:種田(s.oida@tasuki-inc.com/ 070-3865-0019)
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