海外の旅行会社を通じて高付加価値旅行者へ。11月の「WTMロンドン2026」で公開
食と文化を切り口にテイラーメイドの訪日旅行を手がけるSmart Discovery株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:森 基)は、2026年11月3日(火)から5日(木)まで英国ロンドンで開かれる世界最大級の旅行・観光産業の国際見本市「ワールド・トラベル・マーケット・ロンドン(WTMロンドン)2026」に出展し、北海道をかたちづくる人々を訪ねる新しい旅を発表します。
当社はこれまで、食・クラフト・アート・信仰を切り口に、作り手や文化の担い手との出会いを組み込んだ旅で、旅行者が日本各地を深く知る体験を提案してきました。今回の旅では、新たに「建築」という切り口を加えます。
北海道各地で宿やレストランを手がける建築家・中山眞琴氏の宿をたどり、陶芸家、画家、醸造家といった作り手と対話する旅です。建築、器、風景、ワイン、食を一つの物語としてつなぎ、旅の終わりには中山氏本人に会います。2~6名様の少人数を対象に、専用車と英語ガイドが全行程に同行します。

【画像1・2】左:HOTEL BIACLYN HAKODATE(函館) 写真:Masahiro Miyashita 右:小樽リトリート 蔵群 by 温故知新(小樽) 写真提供:小樽リトリート 蔵群 by 温故知新 いずれも建築家・中山眞琴氏の設計
旅の特徴
1.建築家・中山眞琴氏の宿をたどり、旅の終わりには本人に会える
代表的なルートでは、函館・江差・ニセコ・小樽にある中山氏設計の4つの宿に泊まり、最後に中山氏本人と食事をともにするか、設計事務所を訪ねます。
2.陶芸家・画家・醸造家など、作り手本人と対話できる
窯やアトリエ、ワイナリーを訪ね、北海道でのものづくりとその背景を、作り手の言葉で直接聞きます。
3.建築、器、風景、ワイン、食を一つの物語として体験できる
北前船で本州と結ばれたニシンと昆布の物語を、今の北海道の食卓でたどります。
体験内容
建築家と空間
建築家・中山眞琴氏は、北海道各地で宿やレストランを手がけ、建築から家具や照明まで一貫して設計しています。代表的なルートでは、中山氏が設計した次の4つの宿に泊まり、建物をその土地の光や風景のなかで味わいます。
- 函館「HOTEL BIACLYN HAKODATE」:1908年に帝政ロシアの領事館として建てられた建物を改修し、新たにウェルネス棟を加えた、全6室すべてスイートの宿。全室にサウナと水風呂を備え、館内ではメインダイニング「白夜(BIACYA)」のフレンチと、「すし処 船見(FUNAMI)」の鮨を味わえます。2025年にルレ・エ・シャトーに加盟し、「ミシュランキーホテルセレクション2026」で1ミシュランキーを獲得。Forbes Travel Guideの「Curated Collection」にも掲載されています。
- 江差「旅庭 群来」:ニシン漁で栄えた江差の町に建つ、全7室の宿。オーナーの棚田清氏は、宿から車で15分ほどの自社牧場「拓美ファーム」で、サフォーク種の羊を飼料から工夫して育てています。有機野菜や放し飼いの鶏も自ら育て、宿から半径25km以内の食材で料理を出します。
- ニセコ「山翠ニセコ」:ひらふ坂に面し、羊蹄山を望むホテル。全53室の客室は、家具や照明、キッチンに至るまで中山氏が手がけています。ミシュランキーを獲得し、館内には「Sushi Shin by Miyakawa」が入っています。
- 小樽「小樽リトリート 蔵群 by 温故知新」:小樽の奥座敷、朝里川温泉に建つ全19室の宿で、すべての客室に温泉が付いています。「閑」をテーマに設計された館内には、趣の異なる客室が並びます。食事では旬の北海道食材に発酵の技法を重ねた料理を、バーでは余市や空知など北海道産のワインのほか、北海道各地の日本酒を味わえます。

【画像3・4】左:旅庭 群来(江差) 写真提供:旅庭 群来 右:山翠ニセコ(ニセコ) 写真提供:山翠ニセコ いずれも建築家・中山眞琴氏の設計
旅の終わりには、中山氏本人に会います。中山氏が設計したレストランでの食事、または設計事務所の訪問を通して、建築に込めた考えを直接聞くことができます(形式は中山氏の予定により異なります)。
陶芸家と器
陶芸家・菊地勝太郎氏は1948年、洞爺湖に近い大原の生まれ。京都や滋賀で修業した後、1974年に故郷へ戻り、薪で焚く登り窯「直海窯」を自ら築きました。1992年には、登り窯よりも古い様式の窯である、長さ10mの穴窯も築きました。水を使った独自の「止め焚き」で、やわらかい土肌と美しい緋色を生み出しています。以来半世紀にわたり、この地で器を焼き続けています。二つの窯を訪ね、ご本人と作品について語り合います。
画家と風景
画家・徳丸滋氏はニセコ在住。後志地方の植物や風景を、細やかな筆致で描き続けています。2027年4月には、倶知安町の小川原脩記念美術館の隣に、新しいギャラリー「MUSEO KUTCHAN」が開館する予定です。ご本人を訪ね、作品や北海道の風景について話を聞きます。

【画像5・6】左:菊地勝太郎「信楽耳付き水指」(穴窯) 右:徳丸滋「半月湖」
醸造家とワイン、食
かつてニシン漁で栄え、今は日本有数のワイン産地として注目される余市。醸造家を訪ね、畑やワイナリーを案内してもらいながら、ワインづくりの話を聞きます。
この旅では、食を通して北海道の物語もたどります。かつて北海道で獲れたニシンの多くは、食べるためではなく肥料にされ、北前船で本州へ運ばれて、米や麻、藍を育てました。昆布も同じ航路で京都・大阪へ渡り、出汁の文化の土台になりました。ニシンは日本の畑を養い、昆布は台所の味をつくったのです。ニシンで栄えた江差では棚田氏が育てた羊を、余市では醸造家のワインを、小樽では発酵の技法を重ねた料理を味わい、その物語を今の食卓でたどります。
代表取締役 森 基のコメント
「この旅で出会うのは、北海道の土地を愛し、その価値を誰よりも知る人たちです。ガイドブックでは出会えない彼らの言葉を通して土地を深く知るとき、旅人それぞれの発見が生まれます。私たちにできるのは、発見そのものを届けることではなく、それが生まれる場を整えることです。出会いは一方通行ではなく、迎える人にも新しい発見をもたらします。旅を通して気づきや学びを得たい方に、ぜひ体験していただきたい旅です。」
テイラーメイドの旅として
当社のすべての旅と同じく、旅行者一人ひとりの目的と興味から旅をつくります。ルートや宿、滞在日数は出発点であり、お客様ごとに組み立て直します。

WTMロンドン2026 出展概要

会社概要

当社では、宿泊施設や作り手、地域の事業者の皆さまとの協業や、海外のお客様に向けた体験づくりのご相談も受け付けています。ご相談は当社ウェブサイト(https://smart-discovery.com)よりお寄せください。
■ 掲載に関するお願い
・ご掲載いただく際は、可能であれば事前に原稿を確認させていただけますと幸いです。
・掲載している画像をご利用の際は、各画像のキャプションに記載のクレジットを必ず併記してください。
・作品の画像(菊地勝太郎「信楽耳付き水指」、徳丸滋「半月湖」)は、トリミングや加工をせずにご使用ください。
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