やましたあつこ、Keeenue、台湾のLilidelacrowsら10名が参加。熱海のホテルや宿泊施設を舞台に、作品展示、壁画制作、アートルーム、滞在リサーチを展開

Map illustration by YUI HORIUCHI
ATAMI ART LINK DAO LLCは、2026年11月8日(日)から12月6日(日)まで、静岡県熱海市内のホテルや宿泊施設などを舞台に、「ATAMI ART RESIDENCE 2026」を開催します。
本プロジェクトは、国内外のアーティストが熱海に滞在し、作品制作や展示、リサーチを行うことで、アートと地域の新たな関係を育む取り組みです。
今年は、熱海後楽園ホテル、熱海風雅、yutorie(ユトリエ)、静電気ホテルの4施設を主な会場として、作品展示、ホテルの客室を活用したアートルームの制作、壁画の公開制作、アーティスト・イン・レジデンスなどを展開します。
熱海後楽園ホテルでは、やましたあつこの作品をエントランスに展示。熱海風雅では、Keeenueが11月下旬にホテルのエントランスで壁画を制作するとともに、客室1室をアートルームとして制作し、12月上旬頃の完成・公開を目指します。
また、yutorieでは、台湾のアーティストLiilidelacrowsをはじめ、KABO、山中雪乃、堀内結の4名が滞在制作を予定しています。静電気ホテルでは、米澤柊と高橋穣、酒井建治の3名が、2027年の新たな展開に向けて滞在・リサーチを行う予定です。
さらに、marunowa、SPICY PENNY、バーコマドなど、街中の施設や店舗とも連携し、アートと出会える場所を広げていきます。
本プロジェクトが目指すのは、一過性の展覧会ではなく、アートが熱海のさまざまな場所へと広がり、街の新たな魅力として根づいていくことです。
アートとともに街を楽しむ
「ATAMI ART RESIDENCE 2026」は、2021年にPROJECT ATAMIの一環として始まった「ATAMI ART GRANT」の取り組みを継承し、アーティストの滞在制作を軸に新たな展開を目指すプロジェクトです。
これまで熱海市内のホテルや商業施設、特色ある建築などを舞台に、現代アートと地域をつなぐ活動を行ってきました。
2026年は、作品を一定期間展示するだけでなく、アーティストが地域に滞在し、その場所と関わりながら作品を制作すること、そして制作された作品がその後も地域に残ることに重点を置いています。
温泉や海、豊かな自然、歴史ある建築など、多様な魅力を持つ熱海。ホテルのロビーや客室、街中のさまざまな場所にアートが生まれることで、観光客や地域の人々が、旅や日常の延長で現代アートに出会う機会を創出します。
アートが特別な場所だけにあるのではなく、旅の時間や街の日常の中に自然と存在すること。
アーティストの創造性が熱海の街に少しずついきわたり、作品とともに新しい風景や体験が積み重なっていくことを目指します。
主な参加施設とプロジェクト
熱海後楽園ホテル|やましたあつこ
熱海後楽園ホテルでは、アーティスト・やましたあつこの作品をエントランスに展示します。
多くの宿泊者や来訪者が行き交うホテルのエントランスに作品を設置することで、旅の中で自然に現代アートと出会う機会を生み出します。
作品は11月8日から展示を開始し、会期終了後も2027年3月14日まで展示を継続する予定です。
熱海風雅|Keeenue
熱海風雅では、アーティスト・Keeenueによるエントランス壁面への壁画制作を行います。
11月下旬に現地で制作を行い、作品が生まれていく過程を来訪者にも公開する予定です。壁画は12上旬頃の完成・公開を目指しています。
また、ホテルの客室を活用したアートルームについても、既存作品の展示などを含め、今後の展開を検討しています。
完成した作品を鑑賞するだけでなく、アーティストの創作のプロセスに触れる機会を提供します。
yutorie(ユトリエ)|Lilidelacrows、KABO、山中雪乃、堀内結
yutorieでは、台湾のアーティストLiilidelacrowsを含む4名のアーティストが滞在制作を行う予定です。
それぞれのアーティストが熱海に滞在し、街の風景や環境、人々との出会いなどから着想を得ながら、作品を制作します。
制作された作品は、会期終了後も施設内に残り、宿泊者が鑑賞できるようになる予定です。
アーティストが滞在した時間や制作の痕跡が空間に残り、その後に訪れる人々へと引き継がれていく。「アートと泊まる」という新しい宿泊体験を通じて、作品と人との継続的な関係を生み出します。
静電気ホテル|米澤柊、高橋穣、酒井健治
新たにDIYで生まれた静電気ホテルを舞台に、アーティストの米澤柊と高橋穣、酒井建治が滞在・リサーチを行う予定です。
2027年の作品制作やプロジェクト展開に向けて、ホテルという空間や熱海の街の環境に触れながら、新たな表現の可能性を探ります。
今年の滞在を、今後の作品制作や地域との継続的な関わりにつなげていくことを目指します。
街のさまざまな場所へと広がるアート
メイン会場に加え、熱海市内のmarunowa、SPICY PENNY、バーコマドなどの施設・店舗も協力会場として参加します。
アーティストの滞在や制作を通じて生まれる作品を、ホテルだけでなく街のさまざまな場所へと展開し、地域の人々や観光客が現代アートに触れる機会を広げていきます。
展示内容や公開時期については、決定次第ご案内します。
12月4日(金)5日(土)クロージング&アートナイト開催予定
会期終盤の12月4日(金)5日(土)には、「クロージング&アートナイト」の開催を予定しています。
市内の作品展示会場を巡るアートツアーと、参加アーティストや地域関係者、支援者らが交流するイベントを組み合わせ、今回のプロジェクトを振り返りながら、今後の展開について語り合う機会を目指します。
会場、開催時間、参加方法などの詳細は決定次第お知らせします。
会期終了後も、街にアートが残っていく
本プロジェクトでは、アーティストの制作活動を支援するとともに、ホテルや宿泊施設など地域の事業者と連携し、アートが継続的に存在する場所を増やしていくことを目指しています。
一つのホテルに作品が生まれ、別の宿泊施設にアートルームができ、さらに新しい場所でアーティストが滞在制作やリサーチを行う。
こうした取り組みが積み重なることで、熱海を訪れるたびに新しい作品と出会えるような、街全体に広がるアートの環境を育てていきます。
観光とアート、地域とアーティストが互いに関わりながら、熱海ならではの新しい文化のあり方を探ります。
開催概要
名称:ATAMI ART RESIDENCE 2026
会期:2026年11月8日(日)~12月6日(日)
会場:静岡県熱海市内各所
主な参加施設:熱海後楽園ホテル、熱海風雅、yutorie、静電気ホテル
協力会場:marunowa、SPICY PENNY、バーコマド
参加予定アーティスト:やましたあつこ、Keeenue、Liilidelacrows、KABO、山中雪乃、堀内結、米澤柊、高橋穣、酒井建治
主催:ATAMI ART LINK DAO LLC
鑑賞:一般鑑賞可能な作品・会場あり。施設・作品ごとに公開時期や鑑賞条件が異なります。宿泊者限定の作品や、リサーチを中心とする非公開の活動も含まれます。
関連イベント:2026年12月4日(金)5日(土)「クロージング&アートナイト」開催予定
※施設ごとに作品の公開開始時期が異なります。熱海風雅でのKeeenueの制作は11月下旬、完成は12月上旬頃を予定しています。
※各施設での鑑賞可能時間・条件や公開制作の詳細は、公式WEBサイト等で順次ご案内します。
ATAMI ART LINK DAOについて
ATAMI ART LINK DAOは、熱海を舞台に、アートを通じた地域の新たな価値創出を目指して2024年に設立されました。
アーティストと宿泊施設、地域事業者、住民、来訪者をつなぎながら、現代アートが街の中で継続的に展開される仕組みづくりに取り組んでいます。
お問い合わせ
ATAMI ART LINK DAO LLC
https://atamiartlink.com/contact/
https://atamiartlink.com
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