アレックス・ラミレス監督と横浜DeNAベイスターズ2019年度新入団選手たち アレックス・ラミレス監督と横浜DeNAベイスターズ2019年度新入団選手たち

11月22日、横浜DeNAベイスターズ2019年度新入団選手記者発表会が行われた。登壇したアレックス・ラミレス監督はルーキーたちの顔を見渡し、「本当にうれしく思う。ドラフトの選手たちを見ると我々に本当に必要な選手であり、我々が本当に探していた選手が並んでいる。今一度、スカウト陣に感謝したい。この選手たちが活躍すると信じているし、また楽しみにしている。ここにいる何人かはすぐに一軍で出場機会を得られる選手がいる。将来的には全員が一軍で競争し、ポジションを獲得してほしい」とエールを送った。

指揮官の言葉を受け、選手たちは次のように意気込みを語った。

「京都学園高校時代、いつかプロになるために今を本気で生きようと“いつかプロ。今本気”という言葉を使っていた。プロの中のプロを目指して、今を本気で生きていきたい」(ドラフト1位・背番号27・上茶谷大河・投手・東洋大)
「プロは結果が大事。結果にこだわるために、準備には妥協なく、こだわってやっていきたい。開幕スタメンを目指してやっていきたい」(2位・背番号4・伊藤裕季也・内野手・立正大)
「誰にも負けない強い覚悟と自覚を持ってやっていきたい」(3位・背番号16・大貫晋一・投手・新日鐵住金鹿島)
「これから偉大な選手たちとマウンドで戦う時に勇気が必要になる。勇気を持って戦っていきたい」(4位・背番号28・勝又温史・投手・日本大学鶴ヶ丘高)
「“DeNAの益子に盗塁は無謀だ”と言われるような選手になりたい」(5位・背番号32・益子京右・捕手・青藍泰斗高)
「ひとりの男として信頼される人間になり、プロとして信頼して使ってもらえるようになりたい」(6位・背番号60・知野直人・内野手・新潟アルビレックスBC)
「この1年が本当に自分にとって勝負だと思う」(育成ドラフト1位・背番号100・宮城滝太・投手・滋賀学園高)

投手陣たちは目指す投手像に来季から投手コーチを務める三浦大輔の名前を挙げ、それぞれ以下のようにコメントした。

「1日も早くローテーションに入り、長くベイスターズを背負っていける投手になりたい」(上茶谷)
「ファンに愛され、息の長い投手になりたい」(大貫)
「“横浜スタジアムで勝又を見たい”と思ってもらえる投手になりたい」(勝又)

宮城は理想とする投手の名前を挙げずに、「自分が理想とされる投手になりたい」とキッパリ。その心意気はよし。ルーキーたちの挑戦を楽しみに待ちたい。