筆者としては、第3話で描かれた「バーサーカーとイリヤ」を見て、あの物語から何かを少しでも感じたなら、イリヤの幸せな日常がたくさん描かれた「プリズマ☆イリヤ」もよろしくお願いしたいところ。好き嫌いが別れる系統の作品ではありますが、せっかくですからこの機会に1ミリだけでも良いのでお試しあれ。
4人に1人が「Fate」を選ぶなか、約7%差まで追い上げた第2位。渡航が手がけるラノベ作品を原作とする「やはり俺の青春ラブコメは間違っている。続」(得票率 19.32%)がランクインしました。やはりこちらも第1期から続く人気が良い影響を与えていますね。
いわゆる残念系ハーレムもの……でありながら、ハーレムハーレムしきらない感じが最高にイラッとする作品ですが、しっかりとコメディとして描かれているので、会話の裏に込められた意味や絵に描かれているヒントを探すなどといった難しいことを考えずとも楽しめるのが魅力なのかなと……ここまで書いたうえで言いますが、おそらく人気の秘訣は可愛い男の娘がいることだと思います。
そのほか第3位には終わる終わる詐欺から終わった詐欺へとレベルアップを果たした「銀魂゜」(得票率 12.33%)、第4位には吸血鬼と人類の死闘を描く「終わりのセラフ」(得票率 4.75%)、第5位に京都アニメーションが学生たちの吹奏楽部を本気で描く「響け!ユーフォニアム」(得票率 4.31%)という結果となりました。
筆者イチオシの「放課後のプレアデス」がベスト5から外れたことはただただ悲しいですが、同時に必見の作品として各所で(私的に)推しまくっている「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン」も下位に沈んでいることが気がかり。初見時は「あー、トリガー=サン、清廉潔白にセプクしましょう」と声を荒げそうになりましたが、なかなかどうして……「忍殺」は見ればみるほど演出と構成による面白さが増していくスルメめいた魅力を感じますね。繰り返し再生推奨! 中毒にない!(※中毒になるようなことはないです。安心してください)1000回まで大丈夫!
まだまだ春アニメのシーズンはスタートしたばかりではありますが、各作品の世界・物語は最終話に向けての動きが見え始めており、放映終了後の評価がどうなるのか非常に楽しみですね。
なにかとんでもないものをぶっ込んでくる可能性がありますからね……油断はできません。今後も各作品を楽しみながら見守って行きたいと思います。