五郎丸歩 ©JRFU,Photo by H.Nagaoka
第8回ワールドカップ開幕まで4ヵ月あまりに迫った5月2日(土)、エディー・ジョーンズヘッドコーチ率いる“歴代最強”ジャパン(日本代表)が東京・秩父宮ラグビー場で2015年シーズン国内初戦に挑む。「アジアラグビーチャンピオンシップ2015 リポビタンDジャパンシリーズ」香港代表戦だ。
昨年まで行われていたアジア5ヵ国対抗を改編し、トップ3がホーム&アウェーの総当りで争う大会。初年度は2014年アジア五か国対抗上位3ヵ国の日本、香港、韓国で戦われるが、日本は既に4月18日、敵地にて韓国代表から勝利をあげている。
だが、韓国の出足鋭いディフェンスに戸惑い30失点。頼みの五郎丸歩(ヤマハ発動機ジュビロ)のキック成功率も、5割と不調に終わった。
エディー・ジョーンズ ©JRFU,Photo by H.Nagaoka
「すべてはワールドカップのため」と、9月19日に行われる南アフリカ代表との本番第一戦に照準を絞ってきたジャパンが、どう立て直し、アジア・ナンバー1の実力を見せつけてワールドカップへ夢をつなげるのか。その点が、この試合、最大の見どころとなるだろう。
さらに、ジャパンのキャプテンを務めるリーチマイケル(東芝ブレイブルーパス)をはじめ、田中史朗、山田章仁、堀江翔太、ツイヘドリック(パナソニックワイルドナイツ)ら中心選手がスーパーラグビー出場のため代表から離れているなか、誰がチームを引っ張り、得点源となるのかも注目される。
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