中山優馬が、ファーストソロコンサート「中山優馬 Chapter1 歌おうぜ!踊ろうぜ!YOLOぜ!TOUR」の東京公演を3日、都内のTOKYO DOME CITY HALLで行った。

 中山にとっては初のソロコンサートツアー。自身もアイデアを出したというセットで、関西Jr.と共にアンコールを含めて全22曲を披露した。

 中山は、観客とも気軽に掛け合いをし、関西弁で軽快にトークを展開。途中で「お知らせがあります」と切り出し、初の主演舞台&映画の決定を報告すると、観客から大きな歓声が上がった。

 公演後の囲み取材では「めちゃくちゃ楽しかった!」と充実の表情。初のソロ公演については「緊張します。でも、ステージ裏のケータリングや楽屋のソファ一つにしても、僕のために用意してくださっているんだと思うと感謝しかないです」と語った。

 本公演の振り付けはジャニーズ事務所の先輩の屋良朝幸が担当。それについては「見どころでもあるけど、ハードで、難しくて大変だった」と苦笑い。「屋良くんの稽古は厳しくて、アメとムチの使い分けがすごい。ギリギリまで追い込まれるけど、ラストの一回ですごく褒めてくれる。とても鍛えられました」と述べた。

 初主演舞台「ドリアン・グレイの肖像」は、8月16日~18日、9月1日~6日に都内の新国立劇場中劇場で上演されるほか、大阪、福岡でも上演が予定されている。準備はこれからというが「ジャニーズ以外の舞台は初めて。経験したことがないので、しっかり勉強したい」と力強く語った。

 また、2016年公開予定の初主演映画は、櫛木理宇氏の恋愛ホラー小説を原作とする「ホーンテッド・キャンパス」。中山は霊感のある大学生を演じる。「舞台と映画、両方とも初めてのことなので、すごく楽しみにしています」と抱負を語った。

 また、SMAPの香取慎吾から差し入れがあったことを明かし、「さっきお手紙とウイスキーのプレゼントを頂いて、今テンションが上がりまくっています!」と笑顔を浮かべた。

 本ツアーは大阪公演を残すのみ。中山は「地元でファイナルを迎えられることはうれしい。家族も見に来るんですが、僕の妹は(バックの)関西Jr.が好きみたい。世知辛いですね」と語り、笑いを誘った。