さてさて、ライブに戻りましょう。「次はカッコいい曲です。」との宣言の後にかかったのは、『Break Out』!! 個人的にDream5の曲の中で一番好きなんです! かなりハード目なダンストラックに美しいメロディ、そしてアイドルソングらしい展開もしっかりつけてある。間奏のダブステップ風サウンドでのダンスも良かったし、前向きな歌詞もアイドルらしくて最高です。この歌を聴きながら正直鳥肌が立ちました。
続いてはイトーヨーカドーのCMソング、『ハッピーデー』。さっきまでのシリアスな雰囲気から一転、まさしくハッピーで柔らかい雰囲気に。しかもこの急展開が不自然じゃないのは特筆すべきでしょう。きっと、パフォーマンス中の表情や身体表現がはっきりと切り替わっているんですよね。楽曲にあった表現をしっかり出来ているのは、若いながらも芸歴のあるメンバーならではですね。
ラストはタオルを出して、『Summer Rainbow』で会場を一体にします。「タオルのない人は手拍子をお願いしまーす!」というMCが入っているのが家族連れ現場に強いDream5らしいなぁ、と感じました。この曲がまた大変な盛り上がりで、ショッピングモールのステージが、大会場のアリーナと2階席のように見えてしまいます。1万人規模のDream5ワンマンライブ、見てみたいなぁ…。
常に全力投球で見せてくれるパフォーマンスの清々しさ、いや、本当に今のDream5の気合いものすごいですよ! 6月20日のワンマンライブ、アイドルファンであれば必見のステージになるかも。またレポートできればと思いますので、お楽しみに!
そうそう、ちょっとだけダンスフェスティバルの様子もご紹介。この日は小学生以下のメンバーのみによるキッズ部門と、中学生以上のメンバーを含むジュニア部門の2部門が行われていたんですが、どちらも熱戦! 各チームとも衣装もダンスも趣向を凝らして真っ向勝負で挑んでいます。キッズ部門のヒップホップ率の高さも面白かったし、ジュニア部門になると選曲に音楽性の幅が出てくるところが興味深かったですね。
各部門の優勝、準優勝チームはもちろんハイレベルでした。キッズ部門の「Un Rich Viper」は特に好みだったし、東京大会での準優勝に飽きたらず、地元長野大会に挑戦して見事優勝した「Yu-Jo Attract」の不屈の精神にも脱帽でした。
個人的には古坂さん言うところの「沢田研二さんのTOKIO衣装」で踊りまくったチーム、「グリッター」から、男性一人が混ざって5人で踊るというドリ5な編成の「NEXT STEP」への流れはすごくよかったです。上田大会参加のみなさん、お疲れ様でした!
こちらのダンスフェスは、8月3日の決勝大会に向けて各地で熱戦を繰り広げられます。お近くの会場で開催された際には足を運んでみては? 未来の大スターの原石が光っているかも…。今回のレポートは以上です。