アイカツ!(アイドルカツドウ)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
アイカツ!とは、ゲームセンターなどに設置されている女児向けのアーケードゲーム“データカードダス”と、同時期に放送を開始した“テレビアニメ”を主に、映画、漫画、玩具、ファッションと多角的展開がされているコンテンツ。
小学生女子を中心に中高生や大人まで性別や年齢を問わずファン層はかなり幅広く、親子で熱中しているケースもあり社会現象となっています。
ジャンルに富んだ50曲以上の魅力的な楽曲
アイカツ!のキーアイテムとなるのが“アイカツ!カード”です。
アイカツ!の世界では「芸能人はカードが命!」といわれ、芸能人は様々な衣装が描かれた“アイカツ!カード”を使用して、芸能活動を行っており、現実世界でも累計2億枚以上が出荷されるアイカツ!カードは最重要アイテムです。
アイカツ!で注目されているのは、カードだけではありません。
多様なキャラクター、軽快なストーリー、そしてアイドルたちがライブで歌う“楽曲”です。
これまでに発表された50曲以上の楽曲は、一辺倒にアニメソングと語ることはできず、様々な方面からのアプローチで子どもたちの心を掴んでいます。
アイドルたちがその楽曲を歌い踊るライブシーンはアイカツ!の見せ場。
ライブシーンの表現は年を追うごとに豊かになり、モーションキャプチャーを使用し描かれるダンスからは、キャラクターの魂、ダンサーの生を感じることができます。
そしてこの夏、アイカツ!のライブシーンを集めた映画を公開すると発表がありました。
この夏、思い出のステージが3D上映
2015年8月22日、劇場公開されるのは『アイカツ!ミュージックアワード みんなで賞をもらっちゃいまSHOW!』。
題名の通り「アイカツ!」史上初のオールスター授賞式が開催。
アイカツ!を彩ってきた名曲やステージがスクリーンで上映されます。
アイカツ!の映画は2014年冬にも公開されましたが、印象的だったのはそれをみる子どもたちの笑顔。
ライブ会場さながらに、客席で踊りながら「わたし、このおうたがいちばん好き!」と楽しそうにスクリーンを見る子どもたちの姿は鮮明に覚えています。
上映時間は、ファミリーコンサートと同等の約50分。
小学生のお兄さんお姉さんだけではなく、映画館が初めての幼児でも安心して楽しむことができます。
今回は、劇場がどんなライブ会場に変わるのでしょうか、公開が待ち遠しいですね。