関西テレビ・フジテレビ系連続ドラマ「HEAT」の制作発表が24日、東京都内で行われ、出演者のAKIRA(EXILE)、栗山千明、田中圭、稲垣吾郎が出席した。
このドラマは、不動産会社のエリートサラリーマン・池上タツヤ(AKIRA)が、街を買収するため素性を隠して消防団に入団し、消防団員らと接していくうちに、街を狙う男から“街を救うヒーロー”へと成長していく姿を描く。
稲垣が演じる、タツヤをヘッドハンティングした不動産会社社長・日比野仁は、心の内が読めない静かな怖さを持つという人物。稲垣はかねてから公言している半同居人のヒロくんを役づくりの参考にしているといい、「社長の役はたぶん初めて。ヒロくんは大企業とはいかないまでも企業の社長さんなので、社長とはどういう感じなのかと日々研究しています」と明かした。
ドラマの内容にちなみ、自分が変身するなら何になりたいかと問われたAKIRAは「好きなサッカーで実業団に入って、どこまでいけるか勝負してみたい。あと、ゆるキャラの中に入って、子どもたちの人気者になる疑似体験もしてみたいです」と目を輝かせた。
対する稲垣は「15歳ぐらいから25年ほど、SMAPというグループにいるので、EXILEに入りたいです。機敏なダンスや割れた腹筋に憧れる」と笑わせた。AKIRAは「脱がなくても2秒で入れます。関口メンディーをどけて、稲垣さんを入れます」と恐縮しきりで、稲垣は「僕は上半身を脱ぐのがNGなのですが、脱がなくても入れますか? だったらAKIRAさんとトレードもいいな」と期待を寄せた。
発表会の後、あらためて役づくりについて問われた稲垣は「ヒロくんは温厚な人柄なので(演じる日比野とは)タイプが違う」と、リップサービスだったことを暴露して再び笑いを誘った。さらに「2秒でEXILEに入れる」と即答したAKIRAについても「ちょっと無責任ですよね。門前払いされてしまうと思うけど、何とか紛れ込めますかね」と、意欲を見せていた。
ドラマは7月7日から毎週火曜放送。第1話は午後9時から2時間スペシャル、第2話以降は午後10時から。