「滝沢歌舞伎ZERO」制作発表記者会見が8日、東京都内で行われ、ジャニーズJr.内の6人組男性アイドルグループSnow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介)ほかが出席した。
2006年に誕生し、多くの人々に愛され続けてきた和のスーパーエンターテインメント「滝沢歌舞伎」が19年、新開場の南座と新橋演舞場で、新たに生まれ変わる。演出を滝沢秀明が担当する。
昨年いっぱいで芸能活動を引退した滝沢から、座長のバトンを引き継ぐのは、12年から「滝沢歌舞伎」に参加してきた「Snow Man」の面々。
メンバーの岩本は「まさか自分たちが…」と驚きながらも、「平成が終わるこのタイミングで新しいスタートを切る『滝沢歌舞伎ZERO』の一員となれたことが本当にうれしい。“滝沢くんの脳”をお借りしながら、“僕たちの体”で、最高の和のエンターテインメントの世界にお客さまを連れていきたい」と意気込みを語った。
渡辺は「僕らSnow Manを育ててくれた『滝沢歌舞伎』を、僕らが全力で守っていきたい」と力強くコメント。阿部も「ファンの方に“受け継いだのがこのメンバーで本当に良かった”と思ってもらえるような『滝沢歌舞伎ZERO』にしてみせます」と熱演を誓った。
舞台の見どころを問われると、岩本は「一幕のオープニングで、桜吹雪を100キロ、300万枚降らせると聞いているので、僕たちも楽しみです」とにっこり。
深澤は、名物となっている“腹筋大鼓”が「5分以上のパフォーマンスになる」と明かし、さらに「新しく高速で回転する3人乗りの“メカ大鼓”をやります。時速で言うと15キロ、風速で言うと250メートル。よく分からない数字ですが…」と笑わせた。
また、渡辺は「今回のテーマは桜。『Snow Manも、桜のように京都で花を咲かせられるように』という言葉を頂きました」と滝沢のメッセージを紹介。
「滝沢くんの指導は怖い?」と聞かれると、メンバーは一斉にうなずいたが、深澤は「怒られても、全てに愛があるからこそ受け入れられます」と笑顔で答えた。
舞台は2月3日~25日、京都・南座、4月10日~5月19日、都内・新橋演舞場で上演。