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2018年は洋画が再び話題を集めて、『ボヘミアン・ラプソディ』が空前の大ヒット! そこにあったのは感動のドラマと迫真の演技、そして懐かしい熱狂と新しい輝き。2019年もまさにそんな魅力に満ちた注目作が盛りだくさん。洋画の躍進はさらに続いていきそうだ。
真実が胸を打つ!ドキュメンタリー&実話
『ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』1月4日(金)公開
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不慮の死を遂げた歌姫=ホイットニー・ヒューストンに迫るドキュメンタリー。
『ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実』(99)で第72回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したケヴィン・マクドナルドが監督を務め、元夫のボビー・ブラウンや、全世界で4億ドルの大ヒットとなった『ボディガード』の相手役=ケヴィン・コスナーらも出演。
『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』1月18日(金)公開
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初長編『ライ麦畑でつかまえて』で一躍時代の寵児となりながらも、なぜ彼は表舞台から姿を消したのか……。
2019年1月1日に生誕100周年を迎えた小説家J・D・サリンジャーの知られざる半生と苦悩を映画化。
サリンジャーを『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(15)のニコラス・ホルト、恩師のバーネットをケビン・スペイシーが演じている。
『ファースト・マン』2月8日(金)公開
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人類初の月面着陸を成功させたアポロ11号の宇宙飛行士=ニール・アームストロングの伝記を、『ラ・ラ・ランド』(17)の監督=デイミアン・チャゼルと主演=ライアン・ゴズリングのコンビが再び組んで描き出す。
人命の犠牲も厭わない月面着陸計画に葛藤しながらも、覚悟を持ってプロジェクトに臨むアームストロングを、ライアンがひたむきに熱演。
『グリーンブック』3月1日(金)公開
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第76回ゴールデン・グローブ賞で5部門にノミネートされた、実話に基づくロードムービー。
1962年のアメリカ南部、イタリア系の粗野な用心棒=トニー・リップ(ビゴ・モーテンセン)が黒人のインテリジャズピアニスト=ドン・シャーリー(マーシャハラ・アリ)に運転手として雇われ、黒人用旅行ガイド“グリーンブック”を頼りに旅を始めるが……。
『ウトヤ島、7月22日』3月8日(金)公開
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2011年にノルウェー・ウトヤ島で、サマーキャンプ参加の若者ら69人が1人の男によって殺害された銃乱射事件。
この惨劇に『ヒトラーに屈しなかった国王』(17)のエリック・ポッペ監督に挑む。余計な演出は削ぎ、極限状況の72分間にワンカットで迫る手法は圧巻。
第68回ベルリン国際映画祭ではエキュメニカル審査員賞スペシャルメンションが贈られた。
今注目のアジア映画最前線
『22年目の記憶』1月5日(土)公開
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1972年、初の南北首脳会談を控えた韓国で、会談のリハーサルにおける北朝鮮・金日成役を演じることになった男をめぐる物語。
実際にもリハーサルが存在したという報道に着想を得たイ・ヘジュン監督が、人間ドラマを描き出す。自らを金日成と思い込む父親・ソングンに翻弄されてきた息子・テシクは、22年後、ある目的のために父親と同居を始める。
『迫り来る嵐』1月5日(土)公開
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舞台は、著しい経済成長で社会が激変していた1997年の中国。田舎の工場街で起きた未解決連続殺人事件にのめり込んでいく男を軸に、当時の中国の時代の空気を浮き彫りにしていく。監督は、これが長編初監督となるドン・ユエ。
主人公の国営工場の警備員・ユィにドアン・イーホン。第30回東京国際映画祭で最優秀男優賞と最優秀芸術貢献賞に輝いた。
『バーニング 劇場版』2月1日(金)公開
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村上春樹の短編小説『納屋を焼く』を、 韓国映画界の名匠=イ・チャンドンが映画化。
小説家志望の青年ジョンス(ユ・アイン)が、幼なじみの女性ヘミ(チョン・ジョンソ)から彼女が旅先で知り合った謎の男ベン(スティーブン・ユァン)を紹介される。ベンはふたりに、「僕は時々ビニールハウスを燃やしています」という秘密を打ち明けて……。
『芳華 Youth』4月公開
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本国・中国で、公開1カ月にして興行収入約230億円を突破した青春ラブストーリー。
激動の1970年代、兵士たちを慰労し鼓舞する歌劇団・文工団に入団したシャオピン(ミャオ・ミャオ)は、模範兵のリウ・フォン(ホアン・シュエン)と恋に落ちるが、時代がふたりを翻弄して……。監督は“中国のスピルバーグ”とも評される巨匠フォン・シャオガン。
『台北セブンラブ』4月公開
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台湾・台北のデザイン事務所を舞台に、若者7人の多様な恋愛を描く。
世相・政治も反映さらながら、『キャンディーレイン』(09)や『消失打看』(11)など生々しくもスタイリッシュな作風で現代の若者と恋愛を映し出してきた、台湾の注目監督、チェン・ホンイーの最新作。
アップリンクによるクラウドファンディング企画によって日本公開が実現した。