ラプトルを公開捕獲したバンビーノ

 映画『ジュラシック・ワールド』ラプトル公開捕獲イベントが17日、東京都内で行われ、お笑いコンビのバンビーノ(石山大輔、藤田裕樹)が出席した。

 劇中に登場する全長3.9メートル、高さ2.5メートルの実物大で制作された肉食恐竜“ラプトル”2匹が日本に上陸。この日は「ダンソン!」と叫びながらさまざまな野生動物を捕獲する「ダンスィングフィッソン族」のネタで人気を集める石山が、2匹のラプトルと藤田扮(ふん)するラプトルを公開捕獲した。

 「ニーブラ!」と決めぜりふで実物大ラプトルを捕獲した石山は「リハーサルの時に緊張しながら恐竜を見ていたら『この恐竜は運送費がめちゃくちゃ掛かっています』とお金の話をされた」と普段より優しい捕獲を心掛けたという。対する藤田は「(動物のかぶり物をしていて)顔がまったく出せないのがやばい。こうやって顔を出せることが幸せになってきています」と語った。

 さらに石山は「各地のイオンモールを回って、半年で動物を1万匹以上倒しました」と明かし、その弊害として「ダンソンを踊り過ぎてどんどん太ももが太くなっているんです。接骨院に行ったら競輪選手かと言われたぐらい」といい、「今年1年は踊り続けて、来年の確定申告は職業欄にダンサーと書こうと思っています」と笑いを誘った。

 また、16日にピースの又吉直樹の小説『火花』が第153回芥川賞を受賞したことを受け、先輩へのコメントを求められた石山は「みんなこれから(又吉を)先生と呼ぶと思うんですけど、僕は巨匠と呼びたい。僕たちも何かの賞を“ニーブラ”できるように頑張りたいです」と祝福した。

 映画は8月5日から全国ロードショー。