『コープスパーティー』で映画初主演を果たした生駒里奈

 15年以上の人気を誇る伝説のホラーアドベンチャーゲームを実写化した映画『コープスパーティー』の完成披露舞台あいさつが23日、東京都内で行われ、イベント前に主演の生駒里奈(乃木坂46)が取材に応じた。

 この作品で映画初主演を果たした生駒は「夏にぴったりのゾクっとする怖い作品に仕上がったと思う」と笑顔でアピール。劇中で男性と手をつなぐシーンもあるが「握手会以外では体験できないこと。『ありがとうございます』という気持ちだった」と話し、笑いを誘った。

 一方で「演技には元々苦手意識があった」という生駒は「クランクインの前日に泣いてしまった」と告白。そのときは演技経験のある乃木坂メンバーたちから「初めてだからできないことがあるのは当たり前」「自分らしく頑張って」などと励まされたという。

 その結果「(完成作を見たら)思っていたより大根でなかったので一安心。見ていてイタくなかった」と少し自信を深めた様子。「将来は女優?」という問いには「まだ分からないけど、乃木坂で受ける(いろいろな仕事の)依頼に対しては“やらないはなし”で挑戦していきたい」と意欲的に語った。

 前日には、生駒がセンターを務める乃木坂46の最新シングル「太陽ノック」が発売。発売初日でグループ史上最高の出だしを記録していることについては「よかった~! 生駒センターで売り上げが落ちたらどうしようと思っていた」と安堵(あんど)の表情を浮かべていた。

 映画は8月1日からシネ・リーブル池袋ほか全国順次ロードショー。