伊佐那社役の杉山真宏(手前)とネコ役の柴小聖

 舞台「K -RETURN OF KINGS-」囲み取材が1日に東京都内で行われ、出演者の杉山真宏、岸本勇太、佐々木喜英ほかが登壇した。

 本作は、テレビアニメーション「K RETURN OF KINGS」を原作にした「K」の舞台化シリーズ第5弾。現実とは微妙に異なった歴史を歩んだ現代日本を舞台に、巨大な異能の力を持つ王たちと、その力を分け与えられたクランズマンたちの姿を描く。

 本作がシリーズ初出演となる伊佐那社(シロ)役の杉山は「シロが帰還してから、迎え入れてくれるクロやネコ、そこから動き出す物語」と見どころを語り、「緑のクランの全貌も明らかになるので、そこも本作の注目ポイントだと思っています」とアピールした。

 そして「このカンパニーで作り上げた最高のKステをお客さまに届けるだけですので、千秋楽まで誰一人欠けることなく駆け抜けたいと思います」と意気込みを語った。

 また、夜刀神狗朗(クロ)役の岸本は「各クランの人間関係やシロが帰ってくるところ、そして個人的には(佐々木が演じる御芍神)紫との殺陣のシーンが見どころだと思っています」と話し、「このカンパニーだからこそ見せられる世界を楽しんでいただけるよう、夜刀神狗朗として生き抜きたいと思います」とコメントした。

 本作が、けがからの復帰作となる佐々木は「治療を無事に終えて、約1年ぶりとなる舞台です。今回、華やかに舞台上に“リターン”したいと思います」と強い決意を語った。

 舞台は10日まで都内・天王洲 銀河劇場、15日~17日に大阪・メルパルクホールで上演。