わたしが不在の間は、夫が子どもたちの身の回りのことをやっています。
ごはんもお風呂も、学校や幼稚園に送り出すこともすべてです。
とはいえこれは都内で暮らしていたころから、互いに分担して行っていたことなので、今のところわたしの不在による不便は、特になさそうです。
毎日16時ごろには息子たちが帰ってきます。今の季節はまだ明るい時間帯。
夫は河原や公園へ子どもたちを連れてゆき、夕方までたっぷり遊んでいるようです。
夫の仕事時間が短いのですが、仕事が残ってしまった時は、子どもたちを寝かしつけてから作業をしています。これも、都内にいる時と変わらない仕事のスタイルです。
夫は月に2~3日、東京に滞在し仕事をしています。
夫もわたしも、長野にいる時間は自宅でパソコンに向かって仕事をし、必要があればスカイプやハングアウトを使ってオンラインでの打ち合わせや会議を行っています。
パソコンがあればできる仕事のため、仕事自体に大きな不便はありません。
週末は、都内に暮らしていた時と同じように休日で、子どもたちと過ごしています。
引越しが子どもに与えたストレスは?
移住にあたりもっとも心配したのは、引越しによる子どもたちへのストレス。
仲良くしていた友達や住み慣れた環境を離れることが、子どもたちにとってストレスにもなり得るのでは?とも思っていました。
が、これについてはとりこし苦労で、実際に引越ししてみると、長男は小学校入学のタイミングだったので、都内の保育園では「卒園式」をしてみんなと一緒にお別れができましたし、そもそも小学生になること自体が新しい環境なので、長野に来たから特別に大変!ということはなさそうです。
長野の学校で入学10日目には全員の名前が言えるようになり、3ヶ月経った今は、毎日、目いっぱい遊んで靴も服も泥だらけにして帰ってきます。
東京を離れるさみしさよりも、長野の自然や生き物に魅了されている長男。
一方次男も、ちょうど年少で入園し、一緒に入園したお友達もみんな“はじめて”同士。あっという間に園になじんでいます。
いまのところ、長野に引っ越したことが子どもたちにネガティブな影響は、大きくは与えていないように感じています。
今一番の問題点は、子どもたちというよりもむしろわたしにあります。
週2~3の東京滞在の間、子どもたちと離れている時間がちょっぴりさみしく、これになかなか慣れることができません!
スタートしてまだ4ヶ月。
試行錯誤をしつつのデュアルライフですが、少しずつ見えてきたこともあります。
次回は金銭面・仕事の面など、それぞれの角度からのデュアルライフのメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
※この記事は「Conobie」に2015年07月13日に掲載されたものです。
(Conibie)