TEAM NACSの(左から)音尾琢真、安田顕、大泉洋、森崎博之、戸次重幸
演劇ユニットTEAM NACS 第15回公演「悪童」東京公演初日が26日、東京都内で行われ、森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真が上演前の取材に応じた。
この作品はTEAM NACS3年ぶりの本公演で初めての外部脚本・演出となり、脚本を古沢良太氏、演出をマギー氏が務めた。とある場所に集まった幼なじみの悪童5人の物語を描く。大泉は「古沢さんの台本なので、話が二転三転していくのが面白い」とアピールした。
5人そろっての芝居について音尾は「仕事のひとつですが、その中でも一番大事な仕事、それがTEAM NACS。ビジネスだけど一番大事」と思いを語り、大泉も「年を取ってお互い大学生のノリではなくなりましたが、中学生レベルの会話で笑ったりはしています。親友を聞かれて名前は挙げないけど、1年間で一番笑わせられるのはこいつら」と照れながらもメンバー愛を明かした。
今回は初めてメンバー以外の演出で、手応えも上々だという。森崎は「おじいちゃんになるまで続けたいと思っているので、いろいろな形があっていいのではないか」と語った。また、TEAM NACSは来年で結成20周年を迎えるが、森崎は「東京公演が終わったら、みんなで鋭意考えていきたい」、大泉も「何かあると思う。おいしいものがあるところをまわりたい」とファンの期待をあおった。
大泉の家族は北海道公演をすでに鑑賞しており、愛娘は「パパの芝居を見たいと言っているけど、4歳だからまだ見られないでしょうね」と頬を緩めた。今後の娘の出演の可能性を問われると「歌舞伎みたいに娘を襲名させて…、うちの子だったら入れてもいいんじゃない? 初めて6人になるかも」と親ばかぶりを発揮したが、メンバーにはまったく相手にされなかった。
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