映画『美人が婚活してみたら』の初日舞台あいさつが23日、東京都内で行われ、出演者の黒川芽以、臼田あさ美、中村倫也、田中圭、脚本のじろう(シソンヌ)と大九明子監督が登壇した。
本作は、不毛な恋愛を続け、気が付けば32歳になっていた主人公タカコ(黒川)が、婚活に励む姿を描いた人間ドラマ。
婚活にちなみ「今後やってみたい、○○活」を聞かれた中村は「僕は“育活”ですかね。盆栽をやってみたい」と回答した。
黒川から「いよいよ未婚のままじゃない?」と“独身あるある”を指摘されると、中村は「自分でも『だから結婚できないんだ』と最近思う。婚期が遅れる要素をいっぱい持っている。ペットも大好きだし、家事もやっちゃうし」と苦笑した。
一方、田中は「やはり執筆活動ですかね。今はやっていないけど、ゆくゆくは脚本家になって…」とそれらしくコメント。しかし周囲からは「目が笑っている」「心がこもってない」などと、信じてもらえなかった。
笑いながら冗談半分であることを認めた田中は「でもゼロから物事を生み出す人ってすごいなって尊敬している。だから執筆じゃなくても、何かはやってみたいとずっと思っていて」と明かしたが、最後は「結局やらないんですけどね…」とつぶやいた。
また、非モテ系男子の園木を演じた中村は「物足りないかもしれないけど、世の女性には、ぜひこういう人(園木)に恋をしてほしい」とアピール。女性慣れしたバツイチ歯科医を演じた田中を指差し「駄目ですよ。ああいう悪い男は」と忠告した。
とはいえ「女性の恋愛相談を聞いていると、結局刺激が好きじゃないですか。駄目だと分かってながらも(引かれちゃう)みたいな」とボヤいた中村。
田中が「そうなの? 女性は刺激が好きなの?」と聞くと、中村は「95パーぐらいの女性は。当社調べですけど」と返答。田中は「だいぶ、刺激に飢えているね」とハイテンションで語って笑わせた。