撮影:松谷祐増(東京フォト工芸)

いま再び熱い“激辛グルメ”!

日本の“激辛史”は1980年中頃から始まったと言われています(諸説あり)。

80年代は、キムチを使った料理や、コイケヤ『カラムーチョ』が大ブームに。90年代には“カプサイシンダイエット”の波に乗り、トムヤムクンやタイスキなど、東南アジア系・エスニック料理が流行しました。

記憶に新しいゼロ年代は、韓流ドラマ『冬のソナタ』がきっかけで、韓国の激辛ラーメン、ダッカルビなどの韓国料理がブームに。激辛グルメは日本でもすっかりおなじみになりました。

現在のトレンドは、中国の山椒・“花椒”のしびれが効いた麻婆豆腐などの“四川系”。年代ごとに辛さのレベルが高まると共に、世界中でもアジア料理がブームとなっています。激辛グルメイベントも各地で大人気!

そんな中、讃岐うどんで知られる丸亀製麺が、衝撃の激辛メニューを出すとの噂をキャッチ。令和の幕開けを飾る“新時代の激辛”を、さっそく実食してきましたー!!

まずは『うま辛担々うどん』を実食してみる

『うま辛担々うどん』(写真左)と、『冷やしうま辛担々うどん』(写真右)

今回登場する激辛メニューは、昨年販売され好評を博し、4月23日より待望の復活を果たした『うま辛担々うどん』がベースとなっています。

『うま辛担々うどん』は、丸亀製麺自慢の打ち立て茹でたてのうどんに、濃厚でクリーミーな担々スープに香味ラー油がかけられたピリ辛なうどん。

今年は温かいうどんに加えて、冷やしバージョンも仲間入りしました。

激辛メニューにチャレンジする前に、まずは普通の『うま辛担々うどん』から実食してみたいと思います。

『うま辛担々うどん』クリーミー、でも意外にちゃんと辛い!

温かい担々スープと、甘辛に味付けされた肉味噌、ほうれん草、かつお粉をよく混ぜて食べます。

濃厚な胡麻の風味がクリーミーで美味しい。辛さは想像していたよりも辛め。

この辛さから、さらに激辛って……大丈夫かな(汗)。

『冷やしうま辛担々うどん』シャキシャキ玉ねぎがうまい!

そして、今回新たに加わった『冷やしうま辛担々うどん』は、茹でたての麺を冷水で締めたコシのあるうどんを冷たい担々スープでいただくのですが、肉味噌、ほうれん草、かつお粉の他に、刻んだ甘酢玉ねぎが!

玉ねぎのシャキシャキした歯ごたえが、冷たい担々スープとよく合う! しかも辛さがマイルドになって美味しい。

『うま辛MAX担々うどん』をいざ実食!

さて、今回注目する激辛メニュー『うま辛MAX担々うどん』は、先ほど食べた『うま辛担々うどん』をベースに、オリジナル、1辛、2辛、3辛、4辛、5辛、10辛、20辛、50辛、そしてうま辛MAXと、好みの“追い辛”を楽しめる特別バージョンの一品。昨年も話題となったメニューが、さらに進化して帰ってきました。

今回挑戦する辛さレベルは、もちろん「うま辛MAX」!!