ライブのテーマ“お祭り”を体現したアイドリング!!!のメンバー

 今月31日に活動10年目を迎えるとともにメンバー全員が卒業するアイドリング!!!が5日、東京都内の日本武道館でラストワンマンライブ「アイドリング!!! 15th LIVE ング!!!ング!!!祭りだ!!! ~良きところで武道館グ!!!」を行った。

 日本武道館でのグループ初のワンマンライブとなり、メンバーの晴れ舞台を見届けようと約6500人のファンが集まった。オープニングでは1期生の6号・外岡えりかと9号・横山ルリカが浴衣姿で太鼓パフォーマンスを披露し、ライブのテーマ“お祭り”を体現した。

 フジテレビ系バラエティー番組「アイドリング!!!」の司会を務めるバカリズム升野、同局の森本さやかアナウンサーと7期生の3人も登場し、森本アナから『アイドリング!!! 卒業アルバム 2006-2015』の発売が発表されたほか、本ライブのブルーレイが発売されることも明かされた。

 横山は、指原莉乃プロデュース「第一回ゆび祭り~アイドル臨時総会~」で日本武道館の舞台に立った過去に触れ、「今回は応援してくださる皆さんの力で、私たちの足だけで武道館に立てています」とあらためて感謝を述べた。

 外岡も「卒業してこれから一人ずつになっても、みんなそれぞれ応援してください。本日は本当にありがとうございました!」と心からの感謝の言葉をファンに伝え、大歓声を浴びた。

 感動の大団円を迎えるかと思いきや、「バカリズムの目の黒いうちは笑いで終わらせる!」と再び升野が乱入し、しんみりとした雰囲気を吹き飛ばすかのように最後の楽曲「モテ期の歌~season2~」を披露した。歌唱中には升野が次々とメンバーを捕まえ、鼻を指で押さえて“豚鼻”にした姿をカメラに向ける自由なパフォーマンスで笑顔のままラストライブは幕を閉じた。