髪型が『セミロング』または『ロング』のヘアアレンジ


1. ヘアワックスとヘアクリーム、もしくはヘアバター。粗目の櫛と細かい目の櫛。

ゴムとアメピンを一つずつ用意します。

最初にアレンジをする前に、髪の毛を粗目の櫛を使って、地肌からしっかり梳かします。

そして、髪の毛先全体に、ヘアワックスとヘアクリームもしくはヘアバターを手のひらで混ぜておいたものを、しっかりつけておきます。

こうすることで、アレンジがしやすくなり、作っている最中、崩れにくくしてくれます。

2. 左後ろの髪の毛を、掻き上げる様に手櫛を入れて、ねじります。

このねじった部分をどちらかの手でもったまま、今度は右後ろの髪の毛を同じ様に手櫛をいれてねじります。

ねじり終えた左右の毛束二つを、真ん中でまとめてゴムで結います。

3.  ゴムで結った部分の真上を、少し指で穴を作る様に広げます。その部分に、結った毛束の毛先をゴムの部分を隠す様に、上からいれて、くるりんぱをつくります。

 

くるりんぱを作った根元のゴムを、ここで一度、ぎゅっと締めなおします。

4. 残っている毛先を使って、さらにくるりんぱをします。くるりんぱを作っている途中、くるりんぱの内側をアメピンを使ってとめると、崩れる心配がなくなります。


5. アレンジした部分にツンツン出ている髪の毛の所に、ヘアクリームをつけたら、細かい目の櫛の後ろを使ってなでつけます。

全体を軽く整えたら、アレンジを固定するために、ヘアスプレーをかけるとなおよしです。

最後にお好みで、飾りピンや飾りクリップをつけると、華やかな仕上がりになります。

美容室帰りのような仕上がりにするためには、アレンジする前には必ずスタイリング剤を髪の毛につけて、仕上げのヘアスプレーもケチらず適量をつけることがポイントです。

ぜひやってみてくださいね。

【取材協力】 日熊太志
美容師、ヘアメイクアーティスト。美容室「KUMA SUN」オーナー。『早見芸術学園』にて特別講師を行うなど、サロンワーク、舞台メイクのみならず、多方面で活躍中。

メイクアップアーティスト。22歳で、日本育ちのフランス人。化粧品やメイクに関してはもちろん、美容に関する情報も発信する。「とまり木のコラム」の美容・ヘアメイクコラムを担当。