なぜ「スター・ウォーズ」なのか
本稿は、この新アトラクション(あるいは新エリア)こそ、「スター・ウォーズ」テーマである——との切り口です。
では、なぜそれが「スター・ウォーズ」と言えるのか。
元来、ディズニーよるルーカスフィルムの買収(2012年)、海外ディズニーパークの現況から、東京ディズニーリゾートへの(「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」以外の)新たなる「スター・ウォーズ」要素の導入は、ファンの間では、さかんに噂されていました。
※たとえば、カリフォルニア州アナハイム「ディズニーランド」、フロリダ州オーランド「ディズニー・ハリウッド・スタジオ」(ウォルト・ディズニー・ワールド)には、「スター・ウォーズ」テーマのエリア設置が決定している
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ただ、この噂が、私にとって現実感を持って聞こえるようになったのは、何を隠そう、2015年12月18日公開『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を観て以降です。
『フォースの覚醒』ネタバレあり
さて、これから『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を鑑賞するつもりの方には、以降を読み進めるのは、お勧めしません。
間違いのない傑作なので、まずは予備知識一切なしで、「スター・ウォーズ」の世界にどっぷり浸かってくるのがベストです。
私自身は、ネタバレをまったく気にしないタイプの人間です。
後半で詳述しますが、実はストーリーを知っている2回目以降のほうが、より深く楽しめる映画でもあります。
それでもやはり、最初の1回は、まっさらな状態で観る価値のある、傑作映画だと感じます。
「余計なお世話だ」という方、「もう観たよ」という方、あるいはスター・ウォーズファンでない方のみ、読み進めていただければと思います。