「特別・赤ペンコーチ」に就任した澤穂希さん

 「進研ゼミ+(プラス)」のキャンペーン「よく春゛(よくばる)2016」のイベント会見が、6日、東京都内で行われ、元サッカー選手の澤穂希さんとモデルで女優の古畑星夏が登壇した。

 本キャンペーンは、勉強と部活や習い事などの「両立」に頑張る学生の応援が目的。澤さんや古畑をはじめとする各分野で活躍する進研ゼミの卒業生たちが「特別・赤ペンコーチ」として学生をサポートするレッスンを行う。

 「特別・赤ペンコーチ」に就任した澤さんは「子どもたちに夢を与える仕事がしたいと思っているので、子どもたちに夢を与えるコーチになりたい」とコメント、昨年3月に高校を卒業した古畑は「身近な存在として気軽に相談できるコーチになりたい」と意気込みを語った。

 また、自身もサッカーと勉強の両立が大変だったという澤さんは「週に5~6日は試合や遠征だったので、勉強とスポーツを両立するのは難しかったのですが、進研ゼミと出会って、楽しく勉強ができた」と体験談を話した。

 古畑が「移動時間は無駄にできないので、プリントを持って行って移動中にしていました。教科書を持っていくと重いので、携帯電話で問題を写真に撮って、持ち歩いたりしていました」と明かすと、澤さんは「私たちの時代は携帯はなかったです(笑)」と自虐し、笑いを誘った。

 イベントでは、受験を控える小中高生からの悩み相談コーナーも行われた。「集中力を持続する方法を教えてほしい」という質問に、澤さんは「私も集中力はない方」としながらも、「効率よく短い時間でやるといいと思いますし、サッカーにしても専属のコーチがいるので、プロのコーチに聞くことがいい。相談したり聞いたりすることは大切ですね」とアドバイスを送った。

 昨年末の皇后杯で有終の美を飾り、現役を引退した澤さんは「年末年始は家族でゆっくり過ごせました。お雑煮を食べて、お正月の番組を見たり…。独身時代とは違うお正月で、家族団らんができました」とほほ笑み、「現役を引退したので、まずは結婚生活を充実させてから次の道に進みたい」と今年の抱負を語った。「お子さんの予定は?」と聞かれると「いずれそういう形になればいいかなと思います」とはにかんだ。