東京ドーム公演のファイナルを迎えた東方神起 左からユンホ、チャンミン
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人気ユニット・東方神起が4月16日、『東方神起 LIVE TOUR 2012~TONE~』再追加公演の東京ドーム公演のファイナルを迎えた。

単独公演では、3年ぶりとなるドームのステージに、ユンホは「言葉で表現できないくらい、めっちゃ嬉しい」と笑顔。赤いペンライトで真っ赤に染まった会場を見渡し、「みなさんの“赤のパワー”が僕たちの大きな力になっています。去年の1月から活動再開したときも、今年1月にツアーがスタートしたときもいろんな気持ちで、緊張と不安がありました。でも、今はその不安は無いです! 僕たちが東方神起を続けられるように支えて応援してくれたみなさんがいるから。長い時間、待ってくれてありがとう」とファンに感謝を伝え、ふたりは全25曲を気迫溢れる圧巻のパフォーマンスで魅せた。

白い衣装を身にまとったふたりが登場し、『B.U.T(BE-AU-TY)』『Superstar』などのダンス曲で気合い十分のステージを披露すると、場内のボルテージは一気に上昇。「今日のために頑張ってきた僕たちのすべてをここで出します」(ユンホ)、「こんな広い場所で、東方神起とみなさんだけです! 一緒に歌って踊って楽しんで行きたいと思います」(チャンミン)と挨拶し、ライブの幕を開けた。

同ツアーは、目の錯覚を利用した「3Dマッピング」を使用した演出や和傘を用いたパフォーマンスなど見どころも多彩。ソロ・コーナーでは、ふたりは対照的なステージを展開、ユンホが『Honey Funny Bunny』(日本語詞未発表)で魅惑のセクシーダンスで魅せれば、チャンミンはX JAPANの『Rusty Nail』で力強くこぶしを突き上げながら熱唱し、ワイルドな魅力で5万5000人を沸かせた。

終盤には、ひとりずつ山車に乗ってアリーナを周遊しながら、カラーボールを客席に投げ入れると、耳をつんざくような大歓声で沸いた。そして、ドーム公演で追加された『ウィーアー!』で、アリーナ公演でファンに仕込んでいた「T」ジャンプを誘導。ふたりが「We are」と叫ぶと、会場中が両手で「T」の字を作って声を揃える姿に、ふたりは満足げな表情を見せた。

アンコールでは、客席にウェーブを促し、『Weep』で会場を一体に。前日の公演でファンが白のペンライトで客席を埋めたサプライズに、感動の涙を見せたユンホは「これが東京ドームだと感じた」と振り返り、「東方神起はステージの上が一番好きだし幸せ。僕たちはこれからだと思います。みなさんがいるからこそ東方神起がいます。これからも熱い応援をお願いします」とふたりは深々と頭を下げた。

ユニット史上最大規模の同ツアーは、アリーナ公演で計25万人、3夜連続の東京ドーム公演で16万5000人を動員。今週末に開催される京セラドーム大阪公演(3日間)では13万5000人を動員し、全26公演で55万人を動員する予定。なお、東方神起は、6月と7月に埼玉と兵庫で10万人動員予定のファンクラブイベントの開催が決定している。詳細は公式サイトまで。