NHK BSプレミアムのコント番組「七人のコント侍」第12期メンバー決定&取材会が14日、東京都内で行われ、出演者の小峠英二(バイきんぐ)、板倉俊之(インパルス)、吉村崇(平成ノブシコブシ)、向井慧(パンサー)、江上敬子(ニッチェ)、中村昌也、岡本玲が出席した。
番組は、笑いにこだわる“選ばれし7人”の精鋭が集結し、「今」をテーマにスタジオコント、ロケコント、アニメとの融合コントなどさまざまなスタイルのコントに挑戦する。第12期メンバーでは吉村、向井、中村、岡本が初登場となる。
7人の中では小峠がリーダーを自任したものの、板倉から「われわれがわいわいがやがやしている中で新聞を読んですかしている。この人はお金が発生しないと突っ込まないんだと思っています」とリークされ、吉村からは「実質リーダーは板倉さん。誰も小峠さんの背中なんて見ていない」といじられまくった。
コント自体が初挑戦という中村は「ほっぺたを赤く塗って小学生の役もやらせてもらって、喫煙所に行ったら(元キングオブコメディの)今野(浩喜)さんが大河の衣装を着ていて。逆やろと思いましたね」と笑いを誘い、「世間的には僕はタレントのイメージの方が強いので、これを機にまた役者業に戻りづらくなりました。主演のコントでは12回NGを出してその日は眠れなかった」と散々なエピソードを明かした。
「今」をテーマにしたコント番組にちなみ、情報が錯綜(さくそう)するSMAPの解散報道をコントにするならと問われた“リーダー”小峠は「なんで俺がSMAP解散を背負わなきゃいけないの」とうろたえながらも「仮に解散したとして、その10年後、再結成した時にお年を召した老いをボケにしたコントとかいいんじゃないですかね」とネタ出しした。会場の雰囲気を敏感に察すると「シーンとしていますけど、決して悪くないですよ」と自らフォローして笑わせた。